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埼玉県
埼玉産業人クラブ主催 第22回埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰①
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事業・財務内容に優れ、チャレンジ度が高い5人の経営者を表彰した(前列)
埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は4月20日、埼玉県内の中小・ベンチャー企業の経営者を表彰する「第22回埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」(埼玉県、埼玉りそな銀行、日刊工業新聞社後援)の表彰式をロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)で開いた。県内金融機関や産業団体から推薦のあった経営者のうち、事業・財務内容に優れ、チャレンジ度が高い5人を選んだ。
埼玉県知事賞に高山氏(KOTOBUKI Medical社長)
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埼玉県知事賞を受賞したコトブキメディカルの高山社長(右)と大野知事
食品由来の手術トレーニング用模擬臓器など開発
埼玉県知事賞に輝いたのは、KOTOBUKI Medical(コトブキメディカル、埼玉県八潮市)の高山成一郎社長。“全ての人が安心して手術に臨める”ことを見据え、食品由来の手術トレーニング用模擬臓器「VTT」を手がけている。こんにゃくを主材料とするのが特徴だ。医療やこんにゃく産業とは関わりのなかった町工場が、新たな事業を立ち上げ、拡大へとつなげていった。その独自の製品開発力や、海外進出に向けたチャレンジ精神が評価された。
埼玉産業人クラブ会長賞は東京ブレイズ(東京都世田谷区)の松康太郎社長が受賞。特別賞は近藤建設(埼玉県ふじみ野市)の宇佐見佳之社長、武蔵屋(さいたま市見沼区)の小林総子社長、プリケン(埼玉県ふじみ野市)の田中信也社長の3人が受賞した。
松社長は2代目の社長として事業を引き継いだ。現在は従業員78名、年商約33億円規模にまで成長。金属同士を“金属ののり”で付けるような技術「ろう付」で世界屈指の技術力を持つ点が評価された。
宇佐見社長は、木造軸組工法の筋交い部分にCLT耐力壁を組み込むことで、耐震性や断熱・遮音性を高くした工法が高く評価された。
小林社長は障がい者雇用を積極的に実施している。さらに、子ども服を無償譲渡する「ふくふくマルシェ」を開催。家庭で不要になった子ども服を預かり、クリーニングを施して無償提供する活動を継続している点などが評価された。
田中社長は製造過程で排出される基板の端材を活用し、地元の新小学校一年生にオリジナル定規を贈る活動を実施。地域に開かれた企業として、廃棄物削減と子ども支援を両立している点が評価された。
栄えある5人は笑顔で壇上に上がり、大野元裕知事らから表彰楯などの記念品を受け取った。
埼玉産業人クラブの増田会長は「受賞者5名は、経営指標が極めて高い水準にあり事業活動の盤石さに加え、社会的意義のある取り組みにも積極的に取り組んでいる。自己資本比率や利益率などを見ても、羨ましいほど立派な企業が埼玉にあると感じている」と祝辞を述べた。
