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埼玉県特集
地域中小企業を支える埼玉県内金融機関
埼玉りそな銀行/「道徳経済合一」の理念を受け継ぐ
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7月に開いた合同カンファレンス
埼玉りそな銀行は、「道徳銀行」としての姿勢を大切にし、法人のお客さまの伴走支援を強化している。各店に経営支援リーダーを配置し、経営支援委員会を毎月開催。また、融資部ソリューション班がお客さまとの直接面談を通じて、成長・事業再生・転廃業など、お客さまのライフサイクルに応じた適時適切な解決策の実行までをサポートしている。
2025年7月には県内支援機関と合同でカンファレンスを開き、支援ネットワークの再構築を図った。よろず支援拠点やプロフェッショナル人材戦略拠点、商工団体との連携も強化し、地域の課題解決に向けた支援体制を広げている。渋沢栄一翁の「道徳経済合一」の理念を受け継ぎ、りそなグループのパーパス「金融+で、未来をプラスに。」のもと、引き続きお客さまの経営改善支援に取り組んでいく。
武蔵野銀行/県内経済の持続的発展に貢献
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本店での関東STARTUP RUNWAY設立イベント
武蔵野銀行では県内経済の持続的発展に貢献するべく、一社一社の各成長ステージで生じる多様なニーズに寄り添った支援を展開している。県内景気は緩やかな回復が進むものの、成長軌道の確立には人手不足や物価高といった多くの課題があるとみており、円滑な資金供給はもちろん、デジタル革新による生産性向上や価格転嫁のサポートに努めている。
また、経済活性化にはスタートアップ企業育成やイノベーション促進が不可欠との認識のもと、「地域創生推進ファンド」等を通じた投融資に加え、「渋沢MIX」「関東STARTUP RUNWAY」といったプラットフォーム活用に注力している。あわせて、経営者の高齢化・後継者難に応える事業承継・M&A支援を強化しているほか、人的資本経営やサステナビリティの取り組みを後押しするサービス拡充も進めている。
日本政策金融公庫/「安心」と「挑戦」を支える
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日本政策金融公庫さいたま支店
日本政策金融公庫は、「政策金融の担い手として、安心と挑戦を支え、共に未来を創る。」という「使命」のもと、自然災害、国際関係の急速な変化、物価高、人材不足など厳しい事業環境にあるお客さまに対して、安心を支えるためセーフティーネット機能の発揮に取り組んでいる。また、DX、脱炭素、SDGsの達成などの社会環境変化への対応に加え、創業・スタートアップ・新事業や事業承継、海外展開、農林水産業の持続可能な成長への取り組みなど、お客さまの挑戦も積極的に支援している。
政策金融サービスを広範囲かつ迅速に届けるため、今後もお客さまに寄り添い、民間金融機関、商工会議所・商工会、県・市町村などの地域の関係機関と共に安心と挑戦を支えて、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に貢献していく。
商工中金さいたま支店/中小企業のポテンシャルを引き出す
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中小企業が株主でありお客さまでもある金融機関として全力で貢献し続ける
政府が保有する株式の全売却が6月に実現し、株式会社商工組合中央金庫法が施行された。中小企業のための金融機関という根幹、セーフティーネット機能の発揮は変わらない一方、業務範囲拡大・出資規制緩和等により可能となる従来の金融を超えた課題解決・成長支援を通じて、中小企業のポテンシャルを引き出すサービスを強化していく。
具体的には、全国展開の特性を生かし、国内の産業・企業が直面する共通課題に対するソリューション提供、スタートアップ・グローバル企業とのアライアンス機会の創出、地域の垣根を超えた投資・融資を含めた多様なファイナンス支援、成長支援機能の提供、中小企業の経営資源をリアルとデジタルの双方から補完・創出する顧客体験を提供していく。関係機関と連携し地域の中小企業の皆さまの成長に貢献していく。
埼玉縣信用金庫/創業支援拠点を開設、挑戦の場を提供
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4月に創業支援拠点「Anonect(アノネクト)」を開設した
埼玉縣信用金庫は4月に創業支援拠点「Anonect(アノネクト)」をさいたま市浦和区で開設した。同施設では、創業支援(創業期5年以内)を中心とした個別相談や成長支援を行う。1階にはチャレンジショップを併設し、将来開業を目指す起業家へ販売の機会を創出。2階は個別相談スペースと創業者や学生など幅広い人材が集まれるようなインキュベーションスペースを設置し、“新しいチャレンジの場”を提供している。
同金庫は、2023年から設定している中期経営計画の中で、注力分野の一つに創業支援を挙げており、「Anonect(アノネクト)」をハブとし、公的支援機関と連携した課題解決にこれまで以上に取り組んでいる。今後も、役職員一丸となって本業支援・金融支援を通じ、地域金融機関としての役割を果たしていく。
川口信用金庫/「次」へと踏み出す機会を提供
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「かわしん経営塾next neo」の第3期を開催
川口信用金庫は、取引先の「次」の展開に資する支援を強化している。資金供給や価格転嫁支援等の個別課題にとどまらず、事業承継や成長戦略策定など、事業者の将来を左右する重要課題への提案を実施している。
多忙な中小企業経営者にとって、将来計画の具体化や行動開始には何らかのきっかけが必要な場合も多い。同金庫は、身近なパートナーとして積極的にきっかけを用意し提供している。
次世代経営者などを対象とする「かわしん経営塾next neo」の3期目を開催したほか、エリア内の基幹店舗で事業承継個別相談会を実施した。また、特に成長志向の高い企業を対象に、本部の専門チーム主導で個別サポートを行うサービスも試行開始した。
昨年度に掲げた「お客さまのベストアドバイザー」というビジョンを実践し、地域社会の繁栄に貢献していく。
青木信用金庫/心のかよう金融サービスを提供
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青木信用金庫本部
青木信用金庫は『First Call Aoshin〜「ありがとう」をよろこびに〜』を掲げ、心のかよう金融サービスを通じて中小企業の課題解決型営業に力を入れている。高度な課題に対応するためには事業先担当者の課題解決スキルの継続的な向上が重要と考え、対応スキルを磨くための人財育成に意識的に取り組んでいる。本部経営サポートチームメンバーが各担当ブロックの事業先へ同行訪問を重ねて課題を網羅的に把握し、営業店と一体となった課題解決型営業と、渉外係と融資係職員の育成を併せて実践している。
地元企業に対しては地域金融機関としての資金繰り支援に加え、社会的課題でもある事業承継に係るソリューションの提供に取り組む。また脱炭素化や省エネに関する課題のクリアに取り組む事業者を後押しするため、持続可能な開発目標(SDGs)に係る融資商品の新たなリリースにより地域社会へ貢献していく。
飯能信用金庫/女性が活躍できる環境づくりを促進
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キックオフイベントの様子
飯能信用金庫では、今年度新たに、女性経営者・後継者および女性管理職を対象とした会員組織「はんしんレディースクラブ瑠璃唐草(ネモフィラ)」を発足した。ネモフィラには「どこでも成功」という花言葉があり、埼玉県の大野元裕知事が命名。企業経営に携わる女性会員同士の交流と連携を促進し、女性の活躍、活躍できる環境づくりの推進を目的としている。飯能市・ムーミンバレーパークで開催したキックオフイベントでは、五輪柔道金メダリスト谷本歩実氏による講演も行われ、大いに盛り上がった。
今後も会員の声をもとにセミナーや企業視察、講演会、懇親会等を定期的に開催するなど交流機会を創出し、信用金庫の使命である地域社会経済を持続的に発展成長させていくという役割において、女性の活躍推進を後押ししていく。
