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神奈川県特集
多様なニーズに呼応する 優れた技術・製品・サービス File003
【東邦電子】提案型のモノづくりと技術力でユーザーに応える/デジタル温度調節計 省スペース化に貢献
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幅広い分野での活用が進む温度調節計「TTM―60シリーズ」
東邦電子(相模原市緑区、河本悟社長)は提案型のモノづくりと技術力、納期管理力、品質管理力が強み。デジタル温度調節計「TTM-60シリーズ」は2チャンネルの入力が可能で、制御や警報用入力が独立する。複数の温度調節計を連携させていたカスケード制御に単体で対応するなど、温度調節計2台分の機能を搭載し、省スペース化に貢献。同社の無線センサーネットワークシステム「neoMOTE」と連携すれば、データをクラウド上で管理できる。半導体関連機器、食品、工業炉などあらゆる分野で注目を集め、活用されている。
今後はTTM-60シリーズに大小のサイズを拡充し、ユーザーの要望に応えていく予定だ。
【三木プーリ】金属板ばねカップリング「サーボフレックスSFU」/ユニット仕様で組み付け時間短縮
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三木プーリの金属板ばねカップリング「サーボフレックスSFU」
三木プーリ(川崎市中原区)の新製品「サーボフレックスSFU」は、フランジ、ユニット、取り付けボルトで構成された高剛性・高トルク対応の分離式金属板ばねカップリング。機械装置へのスマートな取り付け・取り外しを可能にするために開発した。SFUはフランジ部とユニット部を分離できる構造にすることで従来の部品出荷品に比べて組み付け時間の大幅な短縮ができ、2軸の分離も容易な半組み立て仕様としている。
軸を動かすことなくカップリングの取り付け・取り外しが可能で、ユーザーの生産性向上を実現する。シングルエレメントタイプとスペーサを介してエレメントをダブルに配置し、フレキシブル性を持たせたダブルエレメントタイプを用意している。いずれのタイプも金属板バネを擁したユニット部は自社で高精度に組み立てを行い、従来の部品出荷品に比べ部品点数が少なくフランジとユニット間のボルトを締結するだけで組み立てが完了する。フランジとユニットが分離できることで多様な組み立てニーズに応える。
許容トルクは100ー1000ニュートンメートルで適応軸径は8-60ミリメートル。使用雰囲気温度範囲はマイナス30-120度Cに対応する。
【セラリカNODA】EcoVadisゴールド評価を獲得/途上国で植林、農民の収益向上・緑化に貢献
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企業の社会的責任を評価する国際機関「EcoVadis」でゴールド評価を獲得
神奈川県愛川町のセラリカNODAが、企業の社会的責任を評価する国際機関「EcoVadis」でゴールド評価を獲得した。対象は世界13万社以上で、同社は上位5%に入る快挙を達成。持続可能な調達や環境保全を軸とした「セラリカ構想」では、途上国で植林を行い、農民の収益向上と緑化に貢献。こうした取り組みが高く評価され、今回の受賞につながった。同社は長年、生命ロウを収穫しながら農民の経済的自立を支援するなど、社会貢献型のビジネスモデルを継続。なお、この評価は、労働と人権、倫理、環境、持続可能な調達の四分野を総合的に判断するものだ。今後も事業全体で持続可能性を追求し、社会や環境への貢献をさらに深める方針だ。
【神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)】製造現場の課題解決・生産性向上に貢献/ 3Dスキャンでの精密測定・データ活用 可能に
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3Dデジタイザ FLARE Pro 16M(公益財団法人JKA 2024年度補助事業により導入)
神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)は、近年進むデジタル化に向け、支援メニューを拡充した。3Dデジタイザを新規導入し、接触式および光学式三次元座標測定機に加え、非接触3Dスキャンによる工業製品等の精密測定を可能にした。
3Dデジタイザは、表面形状をマイクロメートル(1000分の1ミリメートル)からミリメートルの精度でデジタル化。測定対象物の表面に縞模様などのパターンを投影しステレオカメラで立体視することで点群データに変換した三次元座標を取得し、寸法や形状を正確に評価する。
測定対象物全体の形状を高精度で測定でき、製品の歪みや不良箇所を検知する。設計CADデータとの比較測定により形状の歪みや表面のヒケの評価も可能。測定データを生産プロセスの支援システムやツール等と連携させれば設計・加工の効率化にもつながる。図面がない物体の設計データ作成にも活用でき、クレイモデルや修正型の図面化、自然物や人体形状を基にした製品開発、工業デザイン、医療など幅広い分野での利用を見込む。
利用にあたっては、KISTECの研究職員が相談内容に応じて最適な測定方法を提案する。技術相談は無料。技術支援の窓口サイト「KISTEC CONNECT」から受け付けている。