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地球環境特集
〔7面〕 未来の地球を守るために 学生の取り組み
環境課題への対応は社会全体で避けては通れないものとなっており、教育機関でも環境保全や気候変動対策に関する活動が盛んになっている。
文化学園大学/衣料品をアップサイクル
ファッション産業は大量生産、大量消費、大量廃棄などにより、環境負荷が大きいことが問題視されている。こうした中、文化学園大学ファッション社会学科は授業の一環として、「ファッションを通じたエコ」活動に取り組む。
2025年7月から11月まで行われた「アップサイクルこどもふくプロジェクト」では、オンワードホールディングスが回収した衣料品を、代々木山谷小学校の児童が考えたデザインをもとに、文化学園大の学生が新しい衣服へと生まれ変わらせた。11月にはファッションショーを開催。児童自らがデザインした服を着用し、モデルとなってランウェイで披露した。
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文化学園大学は「ファッションを通じたエコ」活動に取り組む(「エコプロ2025」の様子、文化学園大学提供)
また25年12月に開かれた「エコプロ2025」では、文化学園大における取り組みや調査・分析結果を来場者に解説したほか、学内で回収した残布や、オンワードグループのキャンペーンで回収された衣料品を活用したエコバッグやキーホルダーなどの制作ワークショップを企画、実施。この経験を生かし、2月7日にオンワード・リユースパーク吉祥寺(東京都武蔵野市)で行われたエコバッグ作りのワークショップでも講師を務めた。
武蔵野大学/学生主催の気候会議開催
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武蔵野大学では、学生がクイズ大会やグループワークを通して気候変動について考えた
武蔵野大学では2月10日、工学部環境システム学科と同サステナビリティ学科の学生11人が「MU気候学生会議2026」を主催、運営した。25人の学生が参加し、クイズ大会やグループワークを通して、気候変動について楽しみながら考えた。
クイズ大会では、担当教員が事前に共有していた動画の内容から、気候変動に関する4択クイズを出題。参加者はスマートフォンから回答し、正解数や解答速度などによりポイントが足されて1問ごとにランキングが表示される仕組みで、大盛り上がりだった。上位3人には、自然由来の着色料やグリッターが使われたバスボムなど、環境に優しい景品が贈られた。
その後のグループワークでは「理想の未来の大学」をテーマに話し合い、その中からカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)に関連するものについて討論した。「ジムを作って、そこにバイクを設置して発電したらどうか」など、豊かな発想で多様な意見が出た。
主催の学生団体にわとり代表の清水美知花さんは「政治学科やグローバルコミュニケーション学科など、さまざまな学科から参加してもらえたので、いろいろな視点で意見が交わされたのがよかった」と語った。
