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第21回 2024“超”モノづくり部品大賞
技術革新・新市場を創造
日本の競争力 向上
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油補給削減と就労環境改善に寄与する水溶性切削油の開発(出光興産)
モノづくり日本会議と日刊工業新聞社は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に広く貢献する部品・部材を対象に「“超”モノづくり部品大賞」(経済産業省、日本商工会議所、日本経済団体連合会後援)を実施している。
「第21回/2024年“超”モノづくり部品大賞」の栄えある「大賞」には出光興産の「ダフニーアルファクールNVシリーズ」が輝いた。金属の切削加工を行うモノづくり現場において「水溶性切削油」は生産性向上を満たすために欠かせない存在になっている。同製品は揮発性を抑え、生産現場での刺激臭を低減した。有害ミストや金属微粒子などのヒュームの発生も減らした。それにより、工具の長寿命化、就労環境の改善につながる点や、潤滑性と液切れ性の両立、基礎技術力の高さなどが評価された。
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切削加工後のバリの発生を極小まで抑える工具を開発(不二越) -
「軟骨伝導」技術の普及や産業化を目指す(CCHサウンド)
「モノづくり日本会議共同議長賞」は不二越の「バリレスシリーズ」が、「ものづくり生命文明機構理事長賞」はCCHサウンドの「軟骨伝導振動子」がそれぞれ受賞した。そのほか、「日本力(にっぽんぶらんど)賞」4件、各部門賞23件、奨励賞7件を合わせた37件を選定した。
“超”モノづくり部品大賞は2003年に「モノづくり部品大賞」として創設し、08年から現在の名称となった。①機械・ロボット②電気・電子③モビリティー関連④環境・資源・エネルギー関連⑤健康福祉・バイオ・医療機器⑥生活・社会課題ソリューション関連ーの6分野を表彰対象としている。
現在、ビジネスに留まらず社会全体に影響を与えるデジタル変革(DX)が進んでいる。各賞ではモノづくりにおける作業効率性や生産性の向上を図る部品をはじめ、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)やグリーン・トランスフォーメーション(GX)への対応、省エネルギー化や環境負荷の低減に貢献する部品などが受賞した。
技術革新や新市場の創造には優れた部品・部材が欠かせない。モノづくり日本会議と日刊工業新聞社は、今後も日本のモノづくりに貢献する優れた部品・部材を広く募集していく。贈賞式は12月11日、東京・大手町の経団連会館で開催する。