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千葉県産業特集
千葉とともに歩む金融機関
千葉銀行/地域まるごとDXで千葉に貢献
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千葉銀行 米本 努 頭取
賃上げによる所得環境の改善により成長と分配の好循環が動き始めている一方で、人手不足の本格化や原材料の高騰、デジタル変革(DX)・グリーン・トランスフォーメーション(GX)など事業者さまが抱える経営課題は多様化しています。企業が持続的に成長していくためには、生産性の向上が不可欠な状況です。
当行グループは、お客さまのDX対策や組織変革をサポートするため、事業者向けアドバイザリー業務や情報通信技術(ICT)コンサルティングを通じた伴走支援に力を入れています。
昨年10月、高度なAI(人工知能)ソリューション事業を柱とするエッジテクノロジーをグループ化し、AI分野のノウハウや人材を大幅に強化しました。2025年を当行の「AI元年」と位置付け、業務の高度化を進めるほか、お客さまがAIを活用していくために必要な組織づくりや専門技術の提供といったサポートを通じて「最高の顧客体験の創造」を実現していきます。
こうした取り組みを強化することで地域全体のデジタルトランスフォーメーション「地域まるごとDX」を目指し、千葉県の発展に貢献してまいります。
当行グループは、今後も「経営の補佐役」として事業者さまに寄り添い、皆さまの思いの実現に全力を尽くします。
京葉銀行/付加価値の高い経営支援
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京葉銀行 熊谷 俊行 頭取
地域の事業者さまは、サステナビリティーへの意識の高まりやデジタル化の進展に加え、物価上昇や労働力不足などさまざまな課題を抱えていると認識しています。
このような認識のもと、当行グループは長期ビジョンで掲げた目指す姿である「お客さま満足度No.1のソーシャル・ソリューショングループ」の実現に向け、経営資源の次世代化により社会課題の解決力を強化しています。
専門性の高いソリューションを提供するため、経営計画策定や事業承継・M&A(合併・買収)、ビジネスマッチングなどにおける人材を増強するなど、より付加価値の高い経営支援に取り組んでいます。
また、事業者さまのライフステージにおける課題にお応えするため、グループ会社と共同でスタートアップファンドを設立するなど、エクイティ投資をはじめとした多様な資金調達の手段の提供を通じ、新たなビジネスモデル創出を支援しています。
当行グループは、加速度的に変化する社会の中で、多様化かつ高度化していくお客さまの課題に対してお客さまお一人おひとりに最適なカスタマイズサービスを提供し、地域やお客さまとの強固な絆やリレーションを礎に、地域の豊かな未来をともに築いてまいります。
千葉興業銀行/パーパスを胸に地域発展を実現
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千葉興業銀行 梅田 仁司 頭取
地域を取り巻く課題やニーズが急速に変化しています。これらの変化は、私たちの在り方や、地域社会へどのように価値を提供していくかを再考させるものとなり、この度、当行グループのパーパス「いちばん近くで、いちばん先まで。千のしあわせを、興そう。」を制定しました。パーパスは、当行グループの存在意義を明確にし、役職員一人ひとりが地域のお客さまや社会に対する責任を果たすための指針、情熱と行動の原動力となります。
「千のしあわせ」と「興そう」という言葉には、地域の人々の多様な幸福を追求し、楽しませよう、奮い立たせよう、という意味を込めました。
未来に向けてともに歩み、しあわせを生み出すことで、地域が活性化し、結果として当行グループの企業価値も向上していくと考えています。
2025年4月にスタートした中期経営計画「幸せデザイン絆プロジェクト2028~Path to Evolution~」では、全役職員のエンゲージメントをより一層高めることをめざします。
パーパスを胸に当行グループ役職員一体となって経営戦略に取り組むことで、地域のお客さまや社会の持続的な成長・発展に貢献し、当行グループの企業価値向上をめざしてまいります。
千葉信用金庫/100年を超え、地域とともに
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千葉信用金庫 宮澤 英男 理事長
昨年6月、千葉信用金庫は、地域社会の皆様方の支えにより、創立100周年の節目を迎えることができました。
この時からスタートした「未来は今、この瞬間から」をスローガンとして掲げた第8次中期経営計画では、「顧客基盤の拡充」を志向し、法人のお客さまに対する本業支援の深化や、個人のお客さまのニーズに叶ったサービスの提供を心掛けるとともに、それをより高いレベルで実践できる人財の育成、あわせてリスク管理態勢の高度化を図ることにより、100年先の未来に向けた土台作りを目指しています。
2025年度は、第8次中期経営計画の2年目として、計画の達成に向け、全力を尽くすとともに、目まぐるしく変わる経済、金融、社会環境に柔軟に対応し、お客さまを第一に考えるお客さま本位という軸をぶらすことなく資金繰り支援は勿論、M&A(合併・買収)を含む事業承継支援や経営改善支援等に全力で取り組んでまいります。
また、創立100周年記念事業の一環として実施した、次の世代を担う地域の子供たちへの支援活動に関しても継続的に取り組んでまいります。
地域の皆さまとともに歩んでいくという企業理念の具現化を目的に、お客さまから必要とされる金融機関を目指し、役職員一丸となり全力を尽くす所存です。
日本政策金融公庫千葉支店/安心と挑戦を共に支える
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日本政策金融公庫千葉支店 嶋貫 伸二 支店長
国内経済は、コロナ後の回復基調がみられるものの、自然災害や物価高、人材不足などが重なり、多くの事業者の皆さまは厳しい事業環境に置かれています。加えて米国自動車関税措置等をはじめとする昨今の環境変化は、その規模や影響の及ぶ範囲などの予測が難しく、事業者のニーズもより高度化、多様化しております。
このような状況下、日本公庫は、政策金融の役割を強く意識し、地震や台風をはじめとする自然災害、感染症の流行、経済情勢等による経営環境の変化など、あらゆる危機に対処可能な態勢を整備し、着実にセーフティネット機能を発揮してまいります。
また、リスクテイク機能を発揮し、創業・スタートアップ・新事業への支援に積極的に取り組むとともに、事業再生や事業承継、海外展開、農林水産業の持続可能な成長など重点事業分野の支援にも引き続き力を注ぎ、挑戦する事業者を支えながら地域経済の成長・発展に貢献してまいります。
日本公庫は千葉県の中小企業・小規模事業者や農林漁業者の安心と挑戦を、民間金融機関をはじめとする地域の関係機関の皆さまと共に支え、未来を創る活動に取り組んでまいります。
商工中金千葉支店/地域経済と中小企業の未来に貢献
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商工中金千葉支店 郷 慶貴 支店長
個人消費の緩やかな回復やインバウンド需要により経済活動が正常化に向かう一方で、原材料・エネルギー価格の高止まりや為替変動、金利上昇、人手不足等、国内外の経済の先行きに不透明感が大きく高まっております。また、産業構造の変化に伴うビジネスモデルや商流の変革、業界再編等への適応等をはじめ、中小企業の経営課題は、従前にも増して多様化・複雑化してきています。
社会情勢や中小企業の経営課題が大きく変化する中、商工中金は企業理念(パーパス)である「企業の未来を支えていく。日本を変化につよくする。」の実現に向け、中長期的に中小企業が直面する経営課題に対して、より踏み込んだサポートに取り組みます。
具体的には、地域の中小企業の皆さまにさまざまな経営リソースを提供することを通じて、総合的な課題解決力を発揮し、変化につよい企業経営をともに実現してまいります。
2025年6月、商工中金は民営化が予定されています。これからも「中小企業による、中小企業のための金融機関」として、皆さまから信頼され、千葉県の地域経済と中小企業のお役に立てるよう、役職員一同、全力で努力を続けてまいります。
