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MF-TOKYO2025(2025年7月)
鍛圧機械に関する国際展示会「MF-TOKYO 2025 第8回プレス・板金・フォーミング展」が16日から19日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟4-8ホールで開かれる。主催は日本鍛圧機械工業会(日鍛工)と日刊工業新聞社。開場は10時から17時(19日は16時)まで。入場料は1000円(招待状持参者および事前登録者、中学生以下は無料)。
メッセージ/特別協賛団体
日本工作機械工業会 会長 坂元 繁友 氏/最新技術・製品を体感
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日本工作機械工業会 会長 坂元 繁友 氏
切削加工と塑性加工はモノづくりの基盤技術として、製造業の発展に貢献してきました。近年はデジタル技術の進展や環境対応、自動化・省人化の加速など、モノづくりを取り巻く情勢が大きく変化しています。
本年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」では、省エネルギー促進に向けた施策の一環として、老朽設備の更新を通じた産業活性化の方針が示されました。高効率機器の導入を通じて、現場が抱える多くの課題解決につながる政策が今後打ち出されていくものと考えます。
設備投資への機運が高まる中で行われる本展示会は、最新技術や製品を直接見られるほか、業界内外の活発な交流を促す貴重な機会です。多くの皆さまにご来場いただき、実り多い展示会となることを祈念いたします。
日本鍛造協会 会長 角田 邦夫 氏/鍛造技術の進化 実現
鍛造業界はこれまで、各企業において鍛圧機械、周辺機器、金型技術などを駆使し、生産性の向上、品質改善、歩留まりの向上、省エネ活動などを進めてきました。鍛造技術の進化は革新的な鍛圧機械や周辺機器があって、はじめて実現できます。
鍛圧機械および周辺機器の技術を最大限に生かした鍛造品を一堂に展示させていただくことに心より感謝いたします。展示会では異なる工法の鍛造品を多数紹介いたしますので、ぜひ「鍛造ゾーン」にお立ち寄りください。
また当協会では、会員企業への人財育成事業を最重要活動と位置付けており、本年度は新規事業の一つとして「自社でできる設備保全技術研修」を他の素形材団体へ拡大して開講いたしました。ほかにも多数の研修、セミナーなどを企画立案しております。鍛造ゾーンの当協会事務局ブースまでお問い合わせください。
日本金型工業会 会長 山中 雅仁 氏/産学連携でイノベ創出
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日本金型工業会 会長 山中 雅仁 氏
技術革新や社会構造の変化が加速する中、金型産業においては、企業は常に変化を続け、社会ニーズを的確に捉えた新たな価値を提供し続けることが求められています。また近年のグローバル競争の激化などによりスピード感に拍車がかかっています。こうした中、従来の自前主義ではなく、自社外から技術や知識を積極的に取り込むオープンイノベーションによるブレークスルー、とりわけ産学連携による共創が極めて重要だと感じています。
本展示会では鍛圧機械産業・素形材産業に関わる産業界・学術界における最新技術動向・マーケットの将来展望など貴重な情報が発信されます。本展示会が来場者にとって新たなイノベーション創出の絶好の機会になることを期待しております。
日本金属プレス工業協会 会長 久野 忠博 氏/次世代技術を育成
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日本金属プレス工業協会 会長 久野 忠博 氏
本展示会はプレス加工をはじめとする鍛圧機械業界の最先端技術が一堂に会する貴重な場であり、製造業が直面する環境対応やデジタル変革(DX)、人手不足など喫緊の課題に対し具体的な解決策を提示するまたとない機会となります。
特にプレス加工は日本のモノづくりを根幹から支えてきた技術であり、加工精度の向上や省人化・自動化への対応など、日々進化を続けております。
当協会はプレス業界全体の健全な発展と次世代技術の育成を目指し、本展示会を通じて情報発信と連携強化をさらに推進してまいります。本展示会が来場者の皆さまに新たな気づきとつながりをもたらす機会となり、プレス業界全体のさらなる成長と発展につながることを期待しております。
日本ばね工業会 会長 茅本 隆司 氏/未来へー新たな価値創造
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日本ばね工業会 会長 茅本 隆司 氏
日本ばね工業会は、ばね産業の革新的な材料や加工技術を通じて、世界の製造業に新たな価値を提供し、成長を支えてきました。
ばねは機械要素を構成する基幹部品の一つであり、自動車、電機・電子、産業機械など、身の回りにある工業製品に数多く使用されています。しかし、世界の製造業は大きな構造転換期を迎えており、ばね産業も業態を大きく変化させています。
MFーTOKYOには塑性加工の最先端技術が集結し、次代の製造業の方向性を示す国際展示会として極めて重要な役割を果たしています。本展示会が業界の枠を超えた連携と新たな価値創造を促し、持続可能で競争力ある製造業の未来を切り開く、技術革新の起点となることを確信しております。
日本塑性加工学会 会長 樋渡 俊二 氏/産学連携・交流の機会
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日本塑性加工学会 会長 樋渡 俊二 氏
日本塑性加工学会は主催の日本鍛圧機械工業会と長年にわたり連携しております。当学会の講演会などに協賛いただいているほか、本展示会でも学会テクニカルセミナーや、研究室の研究発表の機会をいただきました。
塑性加工に関する学術の進歩向上に寄与することを目的とする当学会にとって、産学連携は欠かせません。本展示会の参加者との交流は、たいへん有益なことと感謝申し上げます。
ご来場の皆さまには、当会のセミナーや研究発表に関心を持っていただき、産学交流の機会として活用いただきたいです。また当学会への入会を検討するきっかけにもつながれば幸いです。塑性加工および鍛圧機械の技術の発展に、お力添えいただけますことを心より願っております。