ALL-ACサーボ CNCパイプベンダー
MF-TOKYO2023展示動画
時代のニーズに応える機能
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従来駆動源として油圧機器・エアー機器を使用して動作している部分を、環境、省エネ、数値管理などの時代のニーズに応えるため、高精度のACサーボモーターに置き換えた機種です。
【特徴】
- ・作動油を使わなくなるので、環境にやさしい
- ・恒常的にモーターが作業していなかったり、始業前の暖機運転が不必要になるため、従来機に比べて消費電力量(kwh)が低減される
- ・同期制御などを使い機械動作の最適化ができる
- ・NC制御・管理できるので、定量的な表現で意思疎通がしやすい
- ・油汚れ・機械音が低減するので生産現場の現場環境が向上
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製品仕様&ACサーボ化で向上した機能
- 基本NC軸:9軸
- ①曲げ ②送り ③捻り ④プレッシャー ⑤プレッシャーブースト ⑥クランプ ⑦チャック ⑧チャック上下移動 ⑨チャック左右移動
- 補助装置のNC軸:NC3軸
- 芯金装置(前後移動/左右移動/上下移動)
- 補助装置のNC軸:NC1軸
- パイプサポート
- 補助装置のNC軸:NC1軸
- ワイパーリトラクト
- 補助装置のNC軸:NC1軸
- バックブースト
- 補助装置のNC軸:NC1軸
- 最終工程の補助ブースト
【油圧・エアー機器では実現が難しかったが、ACサーボ化することで実現または向上した機能】
- ・製品精度の向上:位置制御の高精度化、油温変化や気温変化など外部変化による機械動作への影響も少なくなった。
- ・曲げ機能の向上:同期制御を組み込むことで、機械連動動作の繰り返し精度が上がり、今まで難しいとされてきた加工方法による製品の再現性が格段に向上した。
- ・ブースト機能の向上:油圧によるブースト機能を再現するために、「同期制御」と「トルク制御」の2種類の制御方法を使用。
- ・ACサーボの波形計測による予知保全機能:定期的に計測を行い、健常状態の波形と比較する。IOTの技術と連携すれば、今後ますます機能向上が見込める。