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埼玉県川口市
トップは語る/埼玉県川口市の産業団体
市内産業の発展・企業の繁栄を目指す/川口産業振興公社 奥ノ木 信夫 理事長
川口産業振興公社は、市内中小企業支援のための情報提供や各種助成金制度、新製品開発支援、受発注企業商談会などの事業を実施し、商品・製品・サービスの改善向上や開発、販路拡大により市内産業の発展・企業の繁栄を目指して参ります。
例年実施している「受発注企業商談会」は、川口駅東口キュポ・ラ4階フレンディアにおいて11月に開催を予定しており、「企業間マッチングがひとつでも増える機会を提供」できるよう開催に向け準備を進めてまいります。
鋳造業界の振興のために/川口鋳物工業協同組合 入野 純一 理事長
現在の円安基調、物価高、人手不足という社会情勢の中、景況感にまだまだ先行きの不透明感がぬぐえない状況が続いています。鋳造業界としてはこうした厳しい状況下にあってもサプライチェーン(部品供給網)の一翼を担う使命感と責任感をしっかりと認識しつつ、価格転嫁問題、働き手の確保など、さまざまな諸課題に対し、多くの関係各位のご理解ご協力のもと、組合員が一丸となって、しっかりと足元を見つめながら一歩ずつ進んでいく所存であります。
変化を恐れず進化する/川口機械工業協同組合 佐藤 義晴 理事長
川口機械工業協同組合は、本年90周年を迎えました。90年を振り返りますと、戦争や世界不況、政変など多くの危機を乗り越えて現在に至ります。それは、苦しい時期を耐え忍んだからだけではなく、その度に変化をして世の中に対して合わせてきたからでしょう。
現状においては、内外情勢に大きな変化があり、世界的に建設、製造ともに不調となっており、国内の中小事業者は激しいうねりに翻弄(ほんろう)されています。
組合として、行政や関連団体と連携をし、有益な情報を発信していく所存です。
技術や知識を共有 互いに進化/川口木型工業協同組合 小川 勝利 理事長
例年5月から新年度製品関連の仕事が多く発生しますが、本年度は動きが鈍い印象。材料費高騰や人材不足等による景気の悪化を感じます。ただ、近年問題と感じる事は我々に製造依頼をするメーカーが木型や鋳物製造の知識が薄く、製作図の描き方が継承できていない企業が多く存在して、それらを問題視していないことです。また、我々木型業も加工設備や3D機器等の面では進化していますが、型や製品等の知識は低下を感じます。今後は技術や知識を共有して互いに進化可能な取引先を選択して関係を築くことが必要と感じます。
電力安定供給へ特別高圧変電所の設備更新/川口新郷工業団地協同組合 荻山 孝夫 理事長
当組合では、共同受配電事業による電力の安定供給を更に推進するため、長年検討を進めて参りました組合所有の特別高圧変電所の更新工事につきまして、川口市の御指導御協力を賜り、いよいよ本年度から着工することができました。また組合員事業所に対しましては、エネルギーの使用状況や管理状況を見える化し経営改善に活用できるように、「埼玉県省エネ(省エネナビゲーター)診断事業」による診断を受け、診断結果を基に更新が必要な設備については、「埼玉県民間事業者CO2排出削減設備導入補助金」を有効活用し設備更新を進めるなど、CO2削減、省エネ対策に取り組んでおります。