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兵庫・神戸産業界
兵庫・神戸産業界 トップメッセージ②
バンドー化学 社長 植野 富夫 氏/持続的な企業価値向上目指す
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バンドー化学 社長 植野 富夫 氏
当社グループは、「人と社会を支え、今と未来をつなぐ BEST PARTNER」で在り続けるべく、中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の3年目として「価値創造」「スマートものづくり創造」「未来に向けた組織能力の進化」の三つの指針のもと、持続的な企業価値向上を目指した取り組みを進めてきました。
2026年は、1906年の創業から120年という大きな節目を迎える年です。この120年間はステークホルダーの皆さまに支えられながら、不撓(ふとう)不屈の精神で幾多の苦難を乗り越えてきました。日本企業の平均寿命が30年と言われる中、創業120年を迎える当社はまさに変革周期にあります。これまでとは違うスピード・規模で日々変化する世の中において、変革なくして未来はないという強い危機感を持ち、IT、AIなどのツールも用いて、無駄の撲滅と仕事の余白作りを進めていきます。
2026年、グループの在りたい姿を、結束の「結」という文字で表したいと思います。26年度は現中期経営計画の最終年度であり、しっかりと結果、結論を出し、そして完結させること。また、グループの結束をより一層固めながら、次期中期経営計画の結構(組み立て・準備)を進め、ワクワクするような未来の実現につなげていきたいと思います。
コベルコE&M 社長 浅田 秀樹 氏/技術・技能強みにニーズ対応
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コベルコE&M 社長 浅田 秀樹 氏
当社は、プラント設備の建設から保全までを一貫して担うエンジニアリング会社として、現場で培った幅広い技術と匠の技能を強みに、お客さまの多様なニーズにお応えしてまいりました。現在、カーボンニュートラルへの対応や老朽設備の更新、生産性向上に向けた投資が進展する中で、当社にも多くのご相談を頂戴しており、その期待の大きさを改めて感じております。
これらに確実に応えるため、「安全」「人材育成」「人材定着」「生産性向上」を重要課題として全社で取り組んでいます。安全面ではデジタルKY(危険予知)ツールを導入し、より信頼いただける安全体制の構築を推進。人材育成では体系的な教育制度に加え、30回目を迎えた技術技能競技大会で熟練社員によるエキスパートデモを実施し、若手の技術習得意欲を高めています。さらに、社員がイキイキワクワクと働ける環境づくりや、業務改革プロジェクトによる生産性向上にも力を入れています。
今後も将来を見据えた体制整備を進め、持続的な成長を目指してまいります。
トーカロ 社長 小林 和也 氏/将来の成長基盤固める年に
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トーカロ 社長 小林 和也 氏
2025年、製造プロセスの高度化と生産増強に向け、戦略的な設備投資を実施しました。特に需要が拡大する半導体分野においては、東京と北九州の新工場建設に100億円超を投じ、最先端技術への対応と増産体制の構築を進めていきます。
こうした事業拡大を支えるのは「人」に他なりません。
より良い職場づくりを目的として、一昨年から社員のベースアップを実施するとともに、「人事制度の見直し」や「インセンティブ制度」の拡充を行っています。また、自発的な挑戦を促す「チャレンジ応援制度」の新設や、ダイバーシティー推進を通じ、社員が主体的に活躍できる環境を整えています。
26年は、これら新工場の本格稼働を含む供給体制の確立を急ぎ、将来の成長基盤を確固たるものにする重要な年となります。同時に、環境エネルギーや医療といった新事業領域の開拓を加速させ、確実な成長を果たしてまいります。また、社是である「グッド・サービス」を全社員で追求し、ステークホルダーの皆さまと共に持続的な発展を遂げる決意です。
シマブンコーポレーション 社長 木谷 謙介 氏/鉄鋼業界の“縁の下の力持ち”
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シマブンコーポレーション 社長 木谷 謙介 氏
当社グループは、1909年の創業以来、鉄鋼業界の“縁の下の力持ち”として、鉄リサイクルや鋼材の加工販売、製鉄所内作業請負など鉄に関連する事業を幅広く展開しています。
鉄鋼業界では、カーボンニュートラルの実現に向け、CO2を多く排出する高炉による生産から、排出量の少ない電気炉による生産にシフトしようとしています。当社グループは、高品質の鋼材が製造可能な高機能電気炉の原材料として欠かすことができない高品位鉄スクラップを確保するために、良質な鉄から作られている老朽船舶に着目し、その解体リサイクル事業に注力しています。
また、作業請負事業で培った経験を活かして、作業者一人ひとりの体調をリアルタイムで把握し、異常を検知して通報できるシステム「デコブル」を販売しています。人を配置することなく作業者を見守ることができるため、近年の人手不足解消の一助になるものと考えます。また、発売以降集積した多くのデータを活用して、安全な職場環境を実現するための情報提供に向けた新たなサービスの開発を進めております。今後も職場の安全管理レベルの向上に貢献できるよう、取り組んでまいります。
オークラ輸送機 社長 大庫 良一 氏/次代へ成長する企業体構築
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オークラ輸送機 社長 大庫 良一 氏
昨年、大阪・関西万博は盛況裡に閉幕し、各パビリオンではAR(仮想現実)、AI、ロボティクスなど先進技術を活用した展示が来場者に驚きと感動を与えました。舞台裏でもこれら技術が運営や安全対策を支え、成功に寄与しました。物流・マテハン分野でもロボット活用が加速し、これまで先進的とされていたソリューションが本格的に広がっていく普及元年になると見込まれています。こうした環境の中、当社は来年迎える創業100年を最終年度とする中期3カ年計画「OKURA Boost for Next100」を昨年策定し、次代へ成長する企業体の構築を目指しています。
初年度はDXやロボット化による生産性向上が進み成果が表れました。本年は「変化への挑戦の年」と位置づけ、技術革新に注力します。春には研究開発施設「MIRAIイノベーションラボ」が完成し、自律搬送ロボットの開発やAI・IoT監視システムの高度化を推進します。さらに「オークラマテハンカレッジ」を開設し、人材育成を強化。労働人口減少という課題に対し、“価値の流れを創る”理念のもと、人手不足解決に挑み続けます。
TOYO TIRE 社長 清水 隆史 氏/“新章開始”剛毅果断に前進
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TOYO TIRE 社長 清水 隆史 氏
中期経営計画「中計’21」を進めてきたこの5年間はパンデミックや地政学的リスクによって国際秩序、世界経済が翻弄されましたが、私たちはその影響と向き合い、知恵を尽くして乗り越えてきました。2026年は「新章開始。剛毅果断に前進する年」にしていきたいと考えます。
「剛毅」とは外部環境や困難に左右されず、強い意志で自分たちの軸を失わない強さのことを表します。変化に対し、持てるリソースの役割を俯瞰して見極め、最適活用することが当社の確固とした軸であり、これによりさらにレジリエンスを高めてまいります。
一方、DXが仕事を網羅的に結び、AIが従来の仕事を変革していくステージに入ります。すべての職場で仕事が変わり、会社のかたちも変わっていくでしょう。勇気をもって物事を判断し、動かしていく「果断」が求められます。一人ひとりがリーダーシップを持って主体的に業務革命を推進していきます。
25年に創立80周年を迎え、今年は100周年に向けた新たな20年の始まりです。「中計’26」もスタートします。まさに新しくページをめくった「新章」を前進させていきます。
