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兵庫・神戸産業界
新年合同祝賀会 兵庫・神戸の政財界トップ集う
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新年合同祝賀会では川崎博也神戸商工会議所会頭が乾杯の発声を行った(5日、神戸ポートピアホテルで)
兵庫県や神戸市、神戸商工会議所などを含む行政・経済20団体は1月5日、神戸ポートピアホテル(神戸市中央区)で新年合同祝賀会を開いた。兵庫・神戸の政財界トップが集い、2026年にかける思いや抱負を語り、多くの来場者との交流を深めた。
会の冒頭、斎藤元彦兵庫県知事は「引き続き物価高対策や若者支援、防災・減災対策などさまざまなインフラ整備に取り組み、県政運営を力強く進めていく。皆さまと連携し、しっかりと経済を支えていく」とあいさつ。
久元喜造神戸市長も「神戸の街は今、大きく変わろうとしている。神戸空港の国際化による国際都市としての可能性をどう具体化していくのかが、神戸市政の大きな使命である。いろんな提言をいただければと思っている」と語った。川崎博也神戸商工会議所会頭は「今年は丙午(ひのえうま)の年。勢いとエネルギーに満ちた活動的な年になるといわれている。経済界としても神戸空港のアドバンテージを最大限に活用させていただき、交流人口の拡大に向けてさまざまな策を講じていきたい」と乾杯の発声を行った。
【インタビュー】 みなと銀行 社長 持丸 秀樹 氏/課題解決ビジネス着実に “真の県民銀行”目指す
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みなと銀行 社長 持丸 秀樹 氏
—計画を1年前倒しし、当期純利益100億円達成が見えています。
「貸し出しが着実に増えてきたことが効果として大きい。金利環境の改善もあり、資金利益が大きく伸びた。お客さまの課題解決につながるソリューションを細やかに提供し、貸出・預金は過去最高水準に達している。ここで止まることなく、次のステップは150億円を超える水準を目指すこと。『真の県民銀行』として兵庫県トップ地銀にふさわしい利益水準を実現する」
「取り組みの軸は“課題解決ビジネス”を着実に進めていくこと。企業の成長支援や新規企業の開拓、また個人に向けては資産形成や資産承継をしっかりお手伝いしていくということだ。こうした取り組みでお客さまの期待値を向上し、貸出金シェアと、預かり資産残高の拡大につなげていきたい。28年度には貸出金を現状の3・3兆円から4兆円に拡大、預かり資産残高についても現状の6000億円超を1兆円レベルにしていきたいと考えている」
—具体的にどう取り組みますか。
「信託免許取得による機能強化や、店舗拡充による顧客接点強化など人財力を強化し、提案力の底上げを図る。中でも力を入れる取り組みの一つが、海外ビジネスの展開だ。りそなグループの機能を活用できる強みを生かし、グループの海外ネットワークをフル活用する。海外とのつながりが大きい兵庫県では、こうしたビジネスサポートで大きく貢献できると思っている。特に中小企業にとっては、当社のような地域金融機関ならではのきめ細かなサービスが不可欠だと思っている」
—専門性を高める取り組みが欠かせません。
「人財強化の観点から、2026年度より『グローバルビジネスアシスタント(仮称)』という新たな社内資格を制定。初年度は10人の認定を目標とした。海外経験や国際業務トレーニー経験を活用することで、より高度な専門課題の解決を図る。その他、事業承継やM&A(合併・買収)についてはこれまでも力を注いで来たが、引き続きここをしっかりと支援していくことで大きなビジネスチャンスにできると考えている。悩みを抱えるお客さまが多いと見ており、多様な課題に対応する人財を整えていく考えだ」
「こうした取り組みの一環で、これまで法人部門と個人部門に分かれていた部署を再編・集約し、25年4月に『承継コンサルティング部』を設置した。次期中計期間中にコンサルティング人財30人体制を構築する方針。『信託兼営認可』を3月までに取得し、現行サービスに加えて事業承継などの選択肢をさらに拡大する。28年度には信託受託件数を、24年度比プラス380件の650件にしたい」
航空宇宙・医療で攻勢/前田精密製作所、安富工場に新棟稼働
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1月より稼働した安富工場4号棟で生産力と品質管理の向上を図る
前田精密製作所(神戸市垂水区、前田真社長)は安富工場(兵庫県姫路市)敷地内に新たに4号棟を建設。1月より稼働した。新工場棟は鉄骨造の平屋建て、延べ床面積476平方メートル。精密5軸化工機や切削油自動供給システム、高精度測定器など最新設備を導入し、主力とする航空宇宙や医療関連、半導体分野向け精密加工部品の生産能力と品質管理体制の増強を図る。
複数の5軸制御マシニングセンターと連携させたパレット搬送ロボットシステムなど自動化設備も導入・配置し、夜間や休日の無人運転も可能にした。生産自動化により創出した作業時間を顧客サービスのさらなる向上に充てたい考えだ。前田社長は「航空宇宙・医療分野で求められる厳しい品質基準に加え、難削材加工や複雑形状部品の多品種量産に対応できる生産体制を構築できた」と強調している。
神戸ものづくり中小企業展示商談会/神戸市、6月12日開催
神戸市は6月12日(金)、10—17時に神戸サンボーホール(神戸市中央区)で「第18回神戸ものづくり中小企業展示商談会」を開く。神戸市内に主たる事業所を有する中小製造業および関連支援団体が自慢の技術や製品、サービスを披露する。出展などに関する問い合わせは、神戸市経済観光局工業課または新産業創造研究機構(NIRO)まで。
