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東北産業特集
確かな成長 復興の先へ
東日本大震災から間もなく14年目を迎える。復興の先へ。東北は新たな成長に歩を進めている。
人口減少
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1月に仙台市内で開かれた「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinみやぎ」
国をはじめ産学官、若者世代の代表者が集まり、人口減少問題に直面する地方の実情を全国に発信する「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinみやぎ」が1月仙台市内で開かれた。オンラインを含め北海道・東北・新潟の7知事も参加した。最重要課題である人口減少に対して、認識を深めた。同フォーラムでは、北海道東北ブロックから日本を変えることを誓った。「みやぎ宣言」では、一人ひとりが自分事と考えて、行動していく姿勢を確認した。
営業運転再開
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使用前確認証を受け取る東北電力の阿部正信執行役員女川原子力発電所長㊧(昨年12月26日、女川原子力発電所構内)
2024年12月26日、東北電力の女川原子力発電所2号機(宮城県女川町、石巻市、出力82万5000キロワット)が営業運転を再開した。この日、原子力規制委員会から東北電に「使用前確認証」が交付された。同年10月、13年ぶりに再稼働した女川2号機。東日本大震災後、東日本エリアで原子力発電所が初めて営業運転に入った。震災後の「再出発」に向けて、東北電は新たなステージを迎えた。
未来への投資
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2月に開かれた小平工場第2棟竣工式(宮城県山元町)
未来をどうするかが大事なことー。東日本大震災から3年。当時、新たな投資を決断した岩機ダイカスト工業(宮城県山元町、斎藤明彦社長)。16年に稼働した小平工場(山元町)は、25年2月に第2工場が操業を始めた。金属粉末射出成形(MIM)で製造する「モルダロイ」に特化した小平工場。医療機器関連向けなどに需要が伸びている。同社は津波の直接な被害は免れたが、地震による既存工場の被害は大きかった。震災直後から未来を見つめた中、主力のダイカスト事業とともにモルダロイ事業を成長させている。
ナノテラス
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ナノテラスで新たな測定を体験する古川黎明高等学校の生徒ら(2月27日)
東日本大震災からの復興の“光”ともなる次世代放射光施設「ナノテラス」。24年4月の本格稼働から間もなく1年を迎えようとしている。次代を担う高校生も現場でナノテラスを活用した測定を体験している。2月27日には、宮城県内のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)で初めて古川黎明高等学校の生徒約35人が東北大学などの測定支援を受けて、炭酸カルシウムなどに着目した物理的事象の測定結果を目の当たりにした。「立体的な画像に驚き」などの声が響き、それぞれ未来への夢を広げた。