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SEMICON JAPAN(2025年12月)
半導体製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan(セミコンジャパン)2025」が17日から19日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟・西展示棟・南展示棟で開催する。主催はSEMIジャパン。今年は「AI×サステナビリティ×半導体」をテーマに、検査・計測技術に特化した「メトロロジー・アンド・インスペクション・サミット(MIS)」などの新企画とともに、幅広く半導体産業を紹介する。開場は10時から17時まで。入場は無料(事前登録制)。セミナーは一部有料。
半導体—最前線
【ごあいさつ】 SEMIジャパン 代表取締役 浜島 雅彦/半導体の未来—共に創る
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SEMIジャパン 代表取締役 浜島 雅彦
第49回SEMICON Japanが本日開幕します。今年は過去最大規模、1200社以上の企業が出展し、来場者は12万人超を見込んでいます。半導体産業の未来を見て、聞いて、感じる3日間が始まります。
今年も注目企画が目白押しです。世界中から300人の業界トップリーダーが東京ビッグサイトに集結し、さまざまなテーマで半導体産業の現在の課題と未来のビジョンを語ります。この先の半導体産業の未来を見て、聞いて、感じていただける充実した内容で皆さまをお待ちしています。
今年は新たに二つのサミットを立ち上げました。
「AI×サステナビリティ ×セミコンダクター・サミット(AIS)」では、人工知能(AI)と半導体技術の革新による持続可能な未来をテーマに、エネルギー効率向上や排出削減、サステナブルなサプライチェーン(供給網)など、最先端課題に挑みます。「メトロロジー・アンド・インスペクション・サミット(MIS)」では、検査・計測分野にフォーカスし、品質と信頼性を支える技術を深掘りします。
さらに、西4ホールの特設スペース「SuperTHEATER」では、Apple、NVIDIA、Intel、TEL、AMATなど、世界をけん引する企業のトップエグゼクティブが登壇し、70超の注目トピックス、10以上のステージで半導体技術、エマージング技術、アプリケーション技術、制作・市場、人材開発(WFD)など多様な切り口で業界最前線を網羅するセミナーを開催します。
次世代を担う人材育成にも力を入れています。新企画「SEMI THURSDAY “WAKAMONO”NIGHT」を18日16時から開催。学生や若手社会人が、楽しみながら半導体を学び、業界関係者と交流できる場を提供します。
また、産官学連携で人材育成を議論するシンポジウム、合同説明会形式の「未来COLLEGE」、全国の研究室成果を発表する「アカデミア」、高等専門学校生によるアイデア展示「THE高専」、若手社会人が企業の枠を超えて挑戦するハッカソン「TECH CAMP」など多彩な企画を用意しました。
このほか、紙面で紹介しきれないほどの内容を通じ、最先端のテクノロジーと最新のビジネストレンドを吸収できる機会をご用意しています。半導体産業の未来を共に創る場へ、ぜひご来場ください。
SEMICON Japan 推進委員会 委員長 瀬川 澄江/熱気・スピード…体感
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SEMICON Japan 推進委員会 委員長 瀬川 澄江
本日開幕するSEMICON Japan 2025のテーマは「AI×サステナビリティ×半導体」です。気候変動やエネルギー供給、地政学的の変化など、人類がさまざまな世界規模の困難に直面する中で、よりよい未来の創造に向けて、AIの進化、デジタルソリューション活用への期待が高まっています。AI社会の基盤技術となる半導体はますますその重要性を高め、日常に欠かせない存在であり、社会インフラそのものになりました。
今回のSEMICON Japanでは半導体そのものを作り出す力と、半導体のさまざまな用途での活躍を皆さんそれぞれが、見て、聞いて、感じることができるイベントを目指して、これまでにない大規模なものとなりました。
出展各社によるブース展示に加え、特設ステージでの基調講演やセミナーを多数開催する予定です。人と人が直接向き合い、会話を交わしながらビジネスを進めるという展示会本来の意義を、来場者と出展者の双方の皆さまに強く実感していただけると確信しております。
大学研究室の活動をブース展示する「アカデミア」、全国各地の高等専門学校による研究展示に加え、新たに、高専生による回路設計のスピードを競うイベントも行われます。産業界で活躍する女性たちが現状と課題を議論するセッションを本年も開催します。
多くの皆さまに、この業界の持つ熱気とスピード感を肌で感じていただきたく、会場でお会いすることを心待ちにしております。
