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ロボットテクノロジージャパン2026 開幕迫る
いよいよ来週、6月11日から開かれる「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2026」の開催に合わせ、日刊工業新聞ではロボット業界や自動化技術の今とこれからをテーマにした特集紙面を実施する。Biz-Novaではその内容を一部先取りで掲載。全貌は6月10日発行の日刊工業新聞、または会場で配付する特集号で。
2026年06月03日 掲載
生成AI用い、言葉でロボの動作指示
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生成プログラムによるロボット動作の様子
技術者には言葉で作業内容を指示できても、同じ動作をロボットがするには位置や角度、スピード、順序など膨大な指示と専門知識が必要だった。しかし大規模言語モデル(LLM)をはじめとする生成AIの発展で、ロボットに言葉だけで複雑な動作を指示できるようになる可能性が見えてきた。ここでは、中京大学の橋本学教授の研究を取り上げる。
製造現場ではロボット活用が進む一方、ティーチングやプログラム作成の負担が導入の障壁となっている。中京大学の橋本教授らは、この課題を解決するため二つの技術を開発した。一つは、部品の機能領域(把持・作用・補助)を深層学習で認識し、既存部品で教示した把持点や作用点を形状の異なる部品へ自動転移する技術である。これにより、部品ごとの再教示が不要となり、実験では約75―85%の成功率を確認した。
二つ目は、LLMを用いて自然言語の指示からロボット動作プログラムを生成する技術。シーン理解・経路生成・プログラム生成の段階的処理により安全性と実用性を確保している。実験で約70%の成功率を示し、簡単な指示でロボットを動かせる可能性を示した。今後は視覚・言語・行動を統合したフィジカルAIの活用やモジュール化により、誰でも扱える柔軟なロボットシステムの実現が期待される。
