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粉体技術&POWTEX
出展企業紹介
赤武エンジニアリングはバタフライ弁の弁体を振動、開度制御することで高精度な定量供給を実現した「振動式バルブフィーダ」を出展。ロット管理が容易で計量が可能なコンテナシリーズ「ACC-I」も紹介する。多品種少量生産に最適だ。
オリオン機械は、研究・開発・試験用途として露点マイナス60度ーマイナス40度Cのドライルーム環境を手軽に実現できるドライチャンバーと、年間除湿で露点9度ー13度Cの外気を供給する外気処理空調機を展示する。
カワタは、オリジナルの撹拌羽根で比重差のある粉体でも短時間で均一の混合ができる高速流動混合機「スーパーミキサー」のほか、高効率乾式分散混合機「ナノパージョン」など出展。省力化、能力アップを含めトータルに提案する。
シンフォニアテクノロジーは、駆動部を多列配置しても振動干渉が生じず、グラム単位での定量切り出しが可能な低反力リニアフィーダーや、粉粒体コントロール技術を進化させ、振幅・振動数などを制御して滞留時間を調整できる振動乾燥・冷却装置などを展示する。
杉山重工は高機能素材の開発・製造向けに多様な新製品を出品する。「リボンドライヤー」はリボンヒーターベルトでスラリーを直接乾燥させる連続乾燥機。接粉面が大気暴露されない材料供給装置「スプリットコーンバルブ」も展示する。
日清エンジニアリングは、1マイクロメートル以下まで分級可能とした分級機や、粗大粒子の飛び込みが少ない粉砕機、受託加工(分級・粉砕・ナノ粒子製造)、少量多品種生産・自動化に適したコンテナシステム、プラント建設について紹介する。
日本興産のチューブコンベヤー「トランジー」は、渦巻きの原理を応用した独創的な粉粒体搬送機。高濃度空気輸送装置「ピュア・ゼット」はコンパクト設計で、粉粒体を高濃度で吸引・輸送可能。いずれも用途に合わせて提案ができる。創業70年を超える老舗メーカーだ。
服部製作所の粉体用色彩選別機「UDP」シリーズは、磁力やふるいで除去できない粉体中の異物を、高解像度カメラにより色の違いを認識して検知し、2・5ミリメートル幅の空気銃により、ピンポイントで除去することができる。
ホソカワミクロンブースでは、高精度の粒子画像解析装置「パーシェアナライザ」や新型の粒子帯電量分布測定装置といった測定機に加え、1ユニットでさまざまな粉体処理が行える研究開発用卓上機「ピコライン」などを展示する。
槇野産業は粉砕・微粉砕領域を処理可能なピンミルのほか、混合機、分級機、搬送機など、粉体ハンドリングに関する各種機器、そのほか、実際に木質系樹脂を3Dプリンティングした家具製品なども展示する。
有力各社の製品・技術
飯田製作所は、JIS試験用ふるい・ふるい振とう機・電成ふるいの専門メーカー。独自の技術と経験で作りだすふるい・ふるい振とう機は、高品質・高精度であらゆる産業で使用され、評判が高い。実用新案型、真ちゅう製なども取り扱う。
勝川熱工は産業用熱交換器メーカーとして、加熱・冷却工程における幅広いニーズに応えている。自動車や医薬品などの主要分野以外に環境施設向けにも熱エネルギーを有効に利用する製品を供給している。
松本機械販売の遠心分離機「FLOWM」は全自動で結晶が全量回収できる。機械内部は密閉され、異物混入防止やオペレーターの安全対策も万全。給油や濾過、排出、内部洗浄も全自動で対応、省人化のほかランニングコスト削減も可能だ。