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オシロスコープ
オシロ物語 インターンシップ/業種の垣根超え人材育成
将来担う人材発掘
ローデ・シュワルツ・ジャパンが測定器メーカーや販売商社、レンタル会社といった垣根を越えた賛同のもと、インターンシップ(就業体験)制度を導入して大学や大学院生、高等専門学校生を対象に、電子測定器業界に興味を持ってもらう活動を始めている。将来を担う人材の獲得とともに業界の発展につなげる。
学生の目に触れる
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高尾山でさまざまな電波の強度を調査
さまざまな産業で労働人口減少が危惧される中、「当社のためではない。日本のモノづくりに欠かせない電子測定器業界が、どうにかして学生の目に触れる必要性を感じていた」と背景を語る。1社では自社が得意とする分野や産業のみに絞られ、業界の全体像を学生に伝えることは難しい。重視したのは測定器の設計や開発から生産、営業だけでなく、販売商社・レンタル会社に支えられる電子測定器業界のことだ。
2024年8月に「計測器業界・人材育成プロジェクト」を立ち上げ、12月に大学院進学予定の大学生、大学院生ら計5人が参加し、2週間のトライアルを行った。アンテナなどの設計や工作を通じてモノづくりの楽しさや測定器の役割などへの理解を深めた。高尾山(東京都八王子市)に登り、放送波や移動体通信波などさまざまな電波が飛び交っている環境や電波強度を実地で調査した。
理系学生も“模擬営業”
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営業模擬に取り組むインターン生(写
真、奥)
賛同する販売商社やレンタル会社からの知見を生かし、模擬営業を実施。販売会社などの社員が顧客(エンドユーザー)になり、学生が学校で身に付けた技術と知識をベースに営業担当者として測定器の売り込みを行うことで、測定器業界は開発や設計だけでなく、営業としても理系学生の活躍の場があることをアピールした。
3月17日から28日まで、大学生と高専生ら7人が参加した2回目のインターンシップが行われている。ローデ・シュワルツ・ジャパンは「参加学生が積極的に経験や知識の向上を目指している。“学びの場”としての役割を感じる」と手応えを強調する。