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メカトロニクス京都2026
中東情勢を筆頭に世界は不透明な状態が続く。人手不足が顕在化する中で、自動化や省人化の設備投資ニーズは底堅く、企業は新たな事業開拓の取り組みを進める。京都のメカトロニクス業界でもAI(人工知能)技術の活用や、ヒューマノイドロボットの進化に対応した動きも目立つ。次世代技術に挑み、成長を図る意欲は強い。
ブッダロイド ロボのあり方に新風
仏教の教え人に伝える
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ブッダロイドは京都大学、テラバース、XNOVAが共同開発した -
ブッダロイドは合掌や礼、座禅の姿勢を再現できる -
ブッダロイドの事業化は未知数
作務衣(さむえ)を着たロボットが仏教の教えを示すー。京都大学の熊谷誠慈教授やテラバース(京都市上京区)、XNOVA(エックスノヴァ、同)は人型ロボット「ブッダロイド」を共同開発した。ブッダロイドに問いかけると、AI(人工知能)が応答を生成し、ロボットが発話する。将来、宗教儀礼の一部を補助するような活用が見込まれる。産業界では、生産性向上を目的に人型ロボットの導入が進むが、ブッダロイドはロボットのあり方に一石を投じそうだ。
2月、京都市の寺院・青蓮院門跡でブッダロイドが公開された。寺院にロボットが存在することに対し「驚きを持って受け止められた」とエックスノヴァの八鳥孝志社長は周囲の反応を振り返る。
ブッダロイドを開発したのは、人のような動作を伴うことで仏教の教えを一段と効果的に伝えるため。仏教の経典を学習したチャットボット(自動応答システム)を人型ロボに搭載。周囲の状況把握もできるようにして、人の悩みなどに経典を基に答える。
ただ、人の所作に近づけるには困難が伴う。特に足を組んだり座ったりする動きはバランスを崩しやすく改善に取り組む。さらに、仏教における主要概念の「苦」をいかに定義し、ブッダロイドに応用するかも課題だ。
ブッダロイドの事業化は未知数だが、仏教界にロボットが参入するための議論の基盤を築いた。八鳥社長は人型ロボについて「生産性向上以外の文脈でも使える」とし、ブッダロイドが人型ロボの活用事例に新風を吹き込みそうだ。
