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埼玉県川口市
埼玉県川口市が市制施行90周年を迎えた。人口は60万人を超え、全国62市ある中核市の中で千葉県船橋市に次いで2番目に多い。埼玉県でも県庁所在地さいたま市に次ぐ規模。荒川を挟んで東京都に隣接する地理的な好条件もあり、古くから鋳物や機械の製造が盛んな街でもある。現在では高層マンションも増え、民間の住みやすい街ランキング調査では、連続1位を含め高順位を獲得している。2024年4月には川口商工会議所と鳩ケ谷商工会の統合も予定されており、産業振興施策のさらなる充実も期待されている。
川口市のモノづくりをけん引する人・ヒト・ひと
川口市には元気のある中小企業が多数立地している。企業が成長を続けるためには女性や高齢者、外国人といったさまざまな人材の活躍が欠かせない。製造現場などの前線で働く人の姿に焦点を当てた。
アイシン産業
アイシン産業(埼玉県川口市)の製造部組立課の松沢寛幸さん(39)。主力製品の粉粒体供給機ロータリーバルブなどの組み立てに必要なスキルを駆使し、質の高い製品づくりに日々励んでいる
アイゼン・ソリューション
アイゼン・ソリューション(埼玉県川口市)で働く県外出身者の末岡真衣さん(左、28)、小池美涼さん(右、23)。先輩方の温かいサポートを受けて事務職、営業職として活躍している
マエダ
マエダ(東京都北区)の製造部生産管理グループの松浦勉さん(左、52)は、製造の要として営業と製造現場をつなげる業務を担当している。営業からの製作依頼に対し、無理無駄のないよう生産工程をコントロールする
児玉コンクリート工業
児玉コンクリート工業(東京都豊島区)の伊藤裕孝さん(47)。重さ6トンもの耐震用の大きなコンクリート杭をバキュームリフトで吊り上げて移動させる
サイサン
サイサン(さいたま市大宮区)の大宮営業所に所属する入社7年目の井元翔さん(29)。営業活動に加えて、お客様の「安心・安全」のためにプラントの定期点検は欠かせない
栗原精機
楽しいものづくりに憧れSNSをきっかけに入社した栗原精機(埼玉県川口市)の岩本恭明さん(39)。日々の業務をこなし、自由な発想で次々と試作品を製作。ヒット商品を生み出すアイデアマン