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7月26日開幕 TECHNO―FRONTIER2023(2023年7月)
エレクトロニクスとメカトロニクスの専門展示会「TECHNOーFRONTIER2023」が、日本能率協会主催で26日から28日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東ホールで開かれる。電源やモーターといった要素技術から、電磁環境適合性(EMC)対策などのソリューションや技術まで幅広く紹介される。モノづくりの現場を支える技術展「INDUSTRYーFRONTIER2023」が同時開催され、両展示会では会期中、約1万7000人の来場を目指す。また「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023」なども開催される。開場時間は10時から17時まで。ウェブ事前登録者は無料で入場可能。
主催者企画 次世代スマート工場の要素技術
主催の日本能率協会による企画コーナーは、毎年、TECHNO―FRONTIERの来場者に向けて発信するコンセプトゾーン。”人と技術が共存する次世代スマート工場”をテーマに、「再生エネ・水素」「予兆診断」「人協働ロボット」「産業ネットワーク」「モータ」をテーマにした展示・講演・実演が行われる。ORiN協議会、沖マイクロ技研、ファナック、安川電機などがスマート工場を構成するキーテクノロジーを披露する。
海外インターンシップによるサービスロボ協調制御デモ
このほか東1ホールの特別展示エリアでは、THKが海外の大学と進めるインターンシップを発展させた、サービスロボット活用による複数台協調制御デモンストレーションを行う。同社初の海外から参加したインターンシッププログラムとして、韓国科学技術院(KAIST)の学生が製作したデモ機を使って実演する。メカトロ制御技術分野の人材育成の取り組みとして、来場者の注目が集まりそうだ。
INDUSTRYーFRONTIER2023
「INDUSTRYーFRONTIER2023」は日本のモノづくりに変革をもたらすソリューションを支援する展示会。
同展は「第5回”つながる工場”推進展」「第3回工場内の協働ロボット利活用展」「第3回工場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)展」「第16回工場内のシステム見える化展」のほか、「特別企画 システムインテグレーター・ゾーン」などの八つの専門展示会から構成され、最適生産、予知保全、品質向上、省人化などIoT・AIに関する製品や技術、サービスなどが紹介される。
つながる工場推進展は、製造業のDXを実現するモノづくりIoTと連携支援ツールの総合展。規模や設備に応じた適切なツール、最適化のためのソリューションなど顧客課題に応える幅広い製品・技術が提案される。
工場内の協働ロボット利活用展はロボット本体から構成要素、アプリケーション、システムインテグレーション、利活用事例まで幅広い製品やサービスが紹介される。
TECHNO―FRONTIERオンライン展 8月1日ー25日
TECHNOーFRONTIERは8月1日から25日まで、INDUSTRYーFRONTIERと合同でオンライン展が開催される。出展者ウェビナーや主催者講演が予定される。
さらに主催者と日刊工業新聞社がコラボレーションしたプログラム「夏休み企画 リカレント教育」が配信される。大学・産学連携を専門領域とする本社山本佳世子論説委員兼編集委員が、「社会と時代に合わせて変わっていく自分自身のためにー社会人の学び直し」をテーマに、大学リカレントの最新事例を紹介し、聴講者へ活動のヒントを提供する。
iU(情報経営イノベーション専門職大学)の中村伊知哉学長が、「超ヒマ社会は学び続ける社会」と題して、「リスキリング=学び直し」ではなく「エバースキリング=学び続けること」の重要性について解説する。
また東京都立産業技術高等専門学校の豊島雅幸准教授が、夏休み自由研究の題材に活用できる「生分解性プラスチックの抽出を通じて身近な化学変化を学ぶ」を、オペレーションズ・マネジメント・グループの行本顕代表が「『正解』のない世界を生き抜く!ビジネスパーソンのための教養科目『世界標準のSCM(サプライチェーン・マネジメント)』」をテーマにそれぞれ講演する。