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サーボ駆動式プレス機
サーボプレスにはさまざまな特徴があるが、スライドフリーモーションだけでなく回生電力による消費電力の低減やクラッチなどのメカニカル部品低減など、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の視点で見ると、メカプレスに比べ多くのメリットがある。2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガス(GHG)の排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、各企業が生産活動におけるGHG低減に取り組む中で、サーボプレスの消費電力低減=GHG排出量の低減が注目されている。ここでは、サーボプレスによるカーボンニュートラルへの貢献について紹介する。
第355回 塑性加工シンポジウム
SDGsに向けた高精度鍛造&軽量化技術の現状と展望
2024年1月31日10時から17時まで、日本塑性加工学会主催の第355回塑性加工シンポジウム「SDGsに向けた高精度鍛造&軽量化技術の現状と展望」が開かれる。会場は名古屋市昭和区の名古屋工業大学4号館2階会議室3。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け、産業全般においてさまざまな取り組みが検討されている。特にエネルギーや資源の有効活用は重要な課題として、注目を集めている。さらに、モビリティー分野では二酸化炭素(CO2)排出量の削減に直接寄与する軽量化技術への関心が高く、鍛造加工を取り扱う企業は高度なネットシェイプ化や高精度鍛造技術を駆使してその需要に応えている。
同シンポジウムでは、鍛造の高精度化や鍛造品の軽量化に向けた最新の技術動向や、今後の展望について、活用事例を中心に紹介する。
定員は60人で、申し込み締め切りは24年1月22日。参加費は消費税込みで、正会員・賛助会員・協賛学協会個人会員が1万円、学生会員が5000円、一般が1万5000円(会員外学生は半額)。詳細はhttps://www2.jstp.jp/event/event.phpへ。