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粉体技術
粉体技術は粉砕やふるい分け、計量・計測、造粒、粒子設計など多くの単位プロセスで構成される。これらは日常生活から最先端産業までさまざまな場面で活用されており、その技術革新が、あらゆる産業の発展に貢献している。近年は、粒子の微少化に対する研究開発が活発化。関連装置やシステムが高度化する中、デジタル革新(DX)、AI(人工知能)活用も進む。自動化・ロボット化も積極的に進められており、粉体プロセスのこうした革新的な取り組みが、産業のすそ野をさらに広げている。
東京にバトン
人手不足でロボットに関心
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人手不足に頭を悩ませる企業が多い中、注目を集めた計量ロボットシステム -
AIなど未来を見据えた提案も活発だった
POWTEX2025の来場者傾向について、粉体・液体の計量ロボットシステムを推していた企業は「人手不足でロボットに関心が高い。導入目的で見に来る来場者が増えてきた」と話した。また材料メーカーとともに未来を作ることを見据え、将来のAI(人工知能)活用の姿を提案する企業もあった。
10月15日の夜に開かれた開催記念レセプションで日本粉体工業技術協会の角井寿雄会長はノーベル賞を受賞した北川進京都大学特別教授の研究にも触れ、「粉体技術はあらゆる技術に貢献している」と力を込めた。
粉体機器メーカーはユーザーのさまざまな課題解決に力を絞り、その技術は日進月歩。2026年、東京で開催される「POWTEX2026」も注目される。
POWTEX2026 6月30日まで出展者募集中
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POWTEX2024(東京ビッグサイト)は大勢の来場者でにぎわった(日本粉体工業技術協会提供)
日本粉体工業技術協会は2026年11月25日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「POWTEX2026」を開く。この回から国際粉体工業展の東京、大阪併記をなくし、回数を通算で表記することにした。2026が46回目になる。現在、出展者を募集中。申し込み締切は6月30日まで。
大阪開催のPOWTEX2025での感触がよかったことから、東京でも「イチオシ!製品・技術紹介」を継続する。出展者は展示会場のイチオシ紹介コーナーで情報を掲示できるほか、出展ブースで使えるイチオシ!サインを1点提供する。先着順だが、特設会場でのショートプレゼンテーションにも参加可能。イチオシ!製品・技術は同時期に開催するオンライン展でも発信する。
一般ブースのほか、22年以降、東京でのPOWTEXに出展していない企業向けに装飾をセットにした「トライアルブース」も20小間を用意した。また「粉体」に関心の強い来場者向けにアピールする特別展示ゾーンには従来の粉体シミュレーションゾーンに加え、粉体・関連材料ゾーンを新設。出展対象を広げ、大学や公的研究機関との協業、関連セミナーなどを実施する計画だ。
前回の東京開催「POWTEX2024」の出展規模は282社・団体、1070小間。3日間の累計でリアル展には1万3901人、オンライン展に5876人が来場した。リアル展はコロナ禍の影響受けた22年の東京開催時に比べ、23・5%の増加となった。「2026」は大阪の勢いも引き継ぎ、出展者、来場者ともに、さらに伸ばしそうだ。
