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モノづくりフェア2025(2025年10月)
日刊工業新聞社は、産業総合展「モノづくりフェア2025」を10月15—17日の3日間、福岡市博多区のマリンメッセ福岡で開く。自動化、省力化による製造業の生産性向上を後押しする最新の製品や技術、サービスを紹介する。モノづくりの今と、これからを体感する多彩な特別イベントも連日開催する。
モビリティ、有機光、研究成果など解説
モノづくりフェア2025では、九州で今注目の自動車や有機光エレクトロニクス、ロボットなどをテーマとしたセミナーを多数開催する。技術、技能、サービスに関連する多彩な特別イベントも連日実施する。
SEMINAR/モビリティによる社会課題解決への貢献
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特別セミナー「トヨタ自動車九州のクルマの電動化対応と環境取組について」(2024年)
15日は自動車関連で、日産自動車九州社長の芦澤俊介氏が登壇する。「モビリティによる社会課題解決への貢献」がテーマ。
自動車の電動化によるカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)への貢献、センシング技術搭載による交通事故の削減や渋滞の解消、自動運転技術による過疎地での無人交通インフラの整備を紹介する。
エレクトロニクスセンシングデバイスの技術動向と未来像
有機光エレクトロニクス分野では、有機光エレクトロニクス産業化研究会(福岡市西区)が地域企業の参入促進や育成を図る目的で「エレクトロニクスセンシングデバイスの技術動向と未来像」と題して講演する。
「有機フォトディテクタを用いたフレキシブルセンサ応用」や「AI時代のイメージセンサーとセンシング技術」などを紹介する。
最新のロボットSIer動向
16日は、日本ロボットシステムインテグレータ協会が「九州座談会シリーズ!最新のロボットSIer動向~ロボットSIerについて語り合う~」を開催する。
研究成果発表
福岡県工業技術センターは研究成果発表会を開く。繊維製品の簡易的な抗菌性試験方法やAI(人工知能)を活用したプラスチック複合材料の物性予測、果実や花から分離した乳酸菌の特異性・機能性に関する研究などを紹介する。
サーキュラーパークの取り組みと将来構想
17日は、サーキュラーエコノミーへの関心の高まりを受けて「サーキュラーパーク九州の取り組みと将来構想について」と題して、サーキュラーパーク九州(鹿児島県薩摩川内市)社長の春木優氏が講演する。
米国保護主義が世界自動車産業に与える影響
モノづくり日本会議新モビリティー研究会は特別セミナーを開く。「米国保護主義が世界自動車産業に与える影響—関税戦争に勝者なし?」と題して講演する。
EVENT/ビジネス交流会・ロボコン開催
イベント会場では15日の「第16回福岡県高等学校溶接技術競技会表彰式」を皮切りに、16日に福岡商工会議所工業部会、福岡市機械金属工業会、九州・山口産業人クラブ共催で「モノづくりビジネス交流会」を開く。
17日は「九州ロボットコンテスト2025モノづくりフェア杯」を実施。九州工業大学におけるイノベーション創出の取り組みも紹介する。KiQ Robotics(北九州市小倉北区)やキックスペーステクノロジーズ(同戸畑区)といった九州工業大学発スタートアップを含め、社会実装の各種取り組みを実演を交えて紹介する。
会期中は「九州自動車部品等現調化促進商談会」「令和7年度九州・中国7県合同広域商談会」といった大規模商談会も開催する。
各セミナー、イベントともに、ここでしか聴けないものばかりで見逃せない。
