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最先端科学・分析システム&ソリューション展 JASIS 2025(2025年9月)
最先端科学・分析システム&ソリューション展 JASIS 2025
分析機器、科学機器メーカーが一堂に会する「JASIS2025」が、9月3日から5日までの3日間、千葉市美浜区の幕張メッセと近隣の施設で開催される。来場者と出展社の交流を促進する展示・企画だけでなく、さまざまな社会課題を科学技術の観点から解決することに焦点を当てたセミナー、人材育成を強力に推進する教育プログラムなど、充実したコンテンツを提供する。
主催は日本分析機器工業会(JAIMA)と日本科学機器協会(JSIA)。開場時間は10時から17時まで。入場は無料で、事前登録制。会場では最新版「分析機器の手引き2025(DVD版)」と「科学・分析機器総覧2026」製品カタログを無料配布する。また10月31日まではオンラインで「JASIS WebExpo」が開催されている。リアルとオンラインによるハイブリッド展示会として、新製品・新技術だけでなく、分析・計測の総合的なソリューションを発信する。
【ごあいさつ】 日本分析機器工業会 会長(堀場製作所 社長) 足立 正之/分析の魅力—五感で体感
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日本分析機器工業会 会長(堀場製作所 社長) 足立 正之
9月3日から5日まで「JASIS 2025」を幕張メッセで開催いたします。展示ブースは4ホールを使用し、出展社は約440社、展示小間数は昨年を上回る1280小間となります。隣接するTKP東京ベイ幕張ホールでは、従来の「新技術説明会」を「出展社セミナー」と名称変更し、約310テーマにおよぶセミナーを実施。新製品・新技術にとどまらず、分析・計測の最新ソリューションを発信いたします。
今年は「『五感で感じる』学び場」をコンセプトに、リアルな体験から得られる付加価値を追求し、会場レイアウトを刷新いたしました。回遊性を意識し、来場者と出展社の交流の促進を図ります。
またオンライン展示会「JASIS WebExpo」は、AI(人工知能)を活用したマッチング機能を導入し、来場者向けサービスを強化。来場者の課題から出展社情報ならびにセミナー情報などをリコメンドし、展示会場と連動するかたちで利便性を高めています。
初心者や若手技術者の育成を目的とした「JASIS School」もさらに充実。好評を得ている「JASISトピックスセミナー」および「JASISスクエア」も内容を一層拡充し、オンサイトとオンラインの両面から価値ある学びを提供します。
継続企画であるJASISトピックスセミナーでは、LabDX、先端材料、環境、量子、ライフサイエンス、食品の6分野において、社会課題に即した注目テーマを展開。会場内のJASISスクエアでは、「LabDXゾーン」「ライフサイエンスゾーン」「インターナショナルオーガナイゼーションエリア」の三つの展示コーナーを二つのエリアに分けて展開し、来場者の交流の場を創出します。
プレゼンステージではLabDX関連プレゼンテーションやトピックスセミナー連携講演、出展社によるフラッシュプレゼンテーションを実施。短時間で魅力ある情報を発信します。
JASISは「さまざまな社会課題を、最新の分析・計測・検査技術により解決する」ことを理念とし、今後も多様な最新情報の発信に努めてまいります。ぜひ、幕張メッセの会場にご来場いただき、JASISの魅力を五感でご体感ください。
【ごあいさつ】 日本科学機器協会 会長(英弘精機 社長) 長谷川 壽一/「AI」テーマにマッチング
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日本科学機器協会 会長(英弘精機 社長) 長谷川 壽一
9月3日から5日まで、分析機器と科学機器メーカーが一堂に会す「JASIS 2025」を幕張メッセで開催いたします。
JASIS2024は、2023年比1・3倍となる2万1918人の来場者数を記録しました。出展社数も60社以上増え407社に達するなど、コロナ禍となった20年以降で最多となりました。JASIS2025はこれをさらに上回る出展社数440社、来場者数2万4000人を見込んでいます。
今年は出展社から300件超のセミナーが行われるほか、食品や先端材料、量子、ライフサイエンスなどの各領域において、第一線で活躍する講師陣が講演します。また「ライフサイエンスゾーン」を新たに設け、バイオ計測サイエンスとAI(人工知能)をテーマに、バイオ産業における分析や計測に関するニーズとシーズをマッチングする場として展開します。
例年人気の「科学機器入門セミナー」では、聴講者に業界の教科書「科学機器入門」を配布し、初級者向け講義を行います。展示会場では最新の業界総合カタログ「科学・分析機器総覧2026」も無料配布いたします。
なお、同時開催するオンライン展示会「JASIS WebExpo」はオフィシャルサイトに統合し、「JASISオフィシャル総合サイト」として10月末まで運営いたします。WebExpoには過去最多となる約400社が出展し、約50本の講演動画を配信します。今回初めてAIマッチングシステムを導入し、来場者と出展社、セミナーの最適な出会いを支援する試みも行います。
JASISは「『測る』が支える未来の社会」をテーマに掲げ、今年はそこに「『五感で感じる』学び場」というコンセプトを加えています。バーチャルと融合し、さらに進化したJASISにおいて、先端技術への知見をより深め、新たなビジネス機会の拡大につなげていただければ幸いです。
日本科学機器協会は今年、創立80周年を迎えました。11月に創立80周年記念祝賀会を開催し、来年3月に80年史を発行する予定です。創立時に46社だった会員数は約24倍になりました。
これからも日本の技術革新の基礎を支え、産業発展と経済成長に貢献してまいります。
