ＩＩＦＥＳ２０２５（2025年11月）

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　オートメーションと計測に関する先端技術や製品、ソリューションの総合展「ＩＩＦＥＳ（アイアイフェス）２０２５」が、１９日から２１日までの３日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟４—６ホールと会議棟で開催される。主催は日本電機工業会（ＪＥＭＡ）、日本電気制御技術工業会（ＮＥＣＡ）、日本電気計測器工業会（ＪＥＭＩＭＡ）。開場時間は１０時から１７時まで。入場は完全事前登録制で、公式ホームページから参加申し込みができる。

セミナー・特別企画　ＡＩ／ＤＸ／ＯＴセキュリティー

　ＩＩＦＥＳ２０２５では特別企画や最新技術を取り上げた講演・セミナーを多数開催する。スタートアップ支援企画や学生応援イベントも実施。主催者企画展示ではＮＨＫの技術開発エンタメ番組「魔改造の夜」モンスターマシン展示コーナーも展開する。

スタートアップ支援企画

　スタートアップ支援企画は東５ホールの中央に展示コーナーを設ける。８社が出展し、そのうち６社がＡＩ関連企業。従来の出展企業とのコラボレーションを促進する。

学生応援イベント

　学生応援イベントは「学生のための業界研究セミナー」と「学生のための業界探訪ツアー」のセットプログラム。業界研究セミナーは東４ホールセミナー会場Ａで、業界で働く先輩社員（入社１０年以内）によるトークセッションを行う。その後、展示会場へ移動して業界探訪ツアーを実施。複数の組に分かれ、１組当たり約４社のブースを見学する。

　開催は１９、２０の両日、業界研究セミナーが１３時半から１４時半まで、業界探訪ツアーが１４時半から１５時半までとなっている。事前の参加申し込みが必要となる。

学生展示コーナー

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　東５ホールに学生展示コーナー（計測自動制御学会協賛）を設置して、大学・高等専門学校の理系研究室の研究成果を展示する。隣接するオープンシアターでは１９、２０の両日、学生による研究発表を開催（表）。コンテスト形式として優秀な発表を表彰し、２１日１３時から表彰式も開く。

主催者企画セミナー

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　主催者企画セミナーは、「製造業におけるＡＩ活用」「製造業ＤＸ・企業のデータ活用戦略」「ＯＴセキュリティー」の三つに注力して展開する。

　ＫＥＹＮＯＴＥセッションは製造業におけるＡＩ活用をキーワードに、会議棟１階レセプションホールＢで各日展開する。１９日１１時からは東芝の島田太郎代表取締役社長執行役員ＣＥＯによる「『人と、地球の、明日のために。』東芝が描く成長戦略とＡＩで変わるものづくりの未来」が開かれる。２０日１０時半からは早稲田大学ＧＣＳ研究機構の速水悟上級研究員が「加速する製造業のＡＩ活用」を解説。２１日１０時半からはＰｒｅｆｅｒｒｅｄ　Ｎｅｔｗｏｒｋｓの共同創業者である岡野原大輔代表取締役最高技術責任者が「生成ＡＩの進化と産業界にもたらすインパクト」を紹介する。

「魔改造の夜」

　主催者企画展示を行う「魔改造の夜」の舞台裏を語るスペシャルセッションが２０日１５時２０分からレセプションホールＢで開催される。このほか最先端の技術動向を紹介する主催工業会や出展社によるセミナーも多数開かれる。聴講は無料。既に満席のセミナーもあるが、当日空きがあれば聴講可能。詳細は公式ホームページ（ｈｔｔｐｓ：／／ｉｉｆｅｓ．ｊｐ／）へ。

計測展ＮＥＸＴ　２０２６年１０月開催／大阪　出展募集

「計測展ＯＳＡＫＡ」から名称変更

　計測と制御技術の総合展「計測展ＮＥＸＴ２０２６」が、２０２６年１０月２１日から２３日まで、大阪市北区のグランキューブ大阪（大阪国際会議場）で開催される。主催は日本電気計測器工業会（ＪＥＭＩＭＡ）。

　「計測展ＯＳＡＫＡ」としてＩＩＦＥＳが開催されない隔年で開催してきたが、２６年から名称を変更。製品や技術の紹介にとどまらず学び、考え、つながる場として進化させる。コンセプトは「計測・制御・情報のフェスティバル」。“ＮＥＸＴ＝未来”の種を持ち寄り、共に育て、新しいスタイル・価値・可能性を発信する、熱気あふれるフェスティバルを目指す。

　「共創で築く未来へのイノベーション」をＰＲメッセージに掲げ、産学官の出展者や来場者の出会いを通じて新しい価値やソリューションを共に創り出し、未来のイノベーションにつなげる機会を提供する。

　出展申し込み受け付けは２６年５月２９日まで。詳細は公式ホームページ（ｈｔｔｐｓ：／／ｍｃｓ－ｎｅｘｔ．ｊｐ）へ。