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~愛知県産業界
安全・安心な社会の実現に向けて
健康や経済状況に打撃を与えたコロナ禍が収束に向かい、社会はアフターコロナへと歩を進めている。経済活動は徐々に活性化し、個人消費も持ち直してきた。愛知県産業界もまた、次代を見据えた新たな技術の開発やビジネスの創出に挑んでいる。
一方で、コロナ禍の時とは異なるリスクや不安も見え隠れする。インフレの波が世界を覆い、急速に進行する円安は国内の物価高を加速させる。それらの潮流が、回復軌道に乗りつつある個人消費に水を差す恐れも生じている。
人々の期待と不安が交差する中、アフターコロナの世界を指し示すみちしるべのひとつが「安全・安心」であろう。持続可能な成長に欠かせない社会の安定の基盤となる安全・安心。これを追い求める人々の思いに次なる商機が眠っている。
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中部電力は11月8日、南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練を実施した。子会社を含めて約1万4000人の従業員が参加。安全で安心なインフラを目指した日頃の積み重ねが、愛知県産業界を下支えしている。
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10月28―11月5日に開催した「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」で、トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」で2026年に投入予定の次世代電気自動車(EV)「LF―ZC」を披露。特徴はかつてない形状と従来比1・7倍の1000キロメートルにも及ぶ航続距離だ。サイモン・ハンフリーズ取締役執行役員(中央)は「常識を打ち破るきっかけとなる車」と力を込める。
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スタジオジブリの世界観を楽しめる「ジブリパーク」(愛知県長久手市)は、新エリア「もののけの里」を11月1日に開園した。映画「もののけ姫」が描いた里山の風景をイメージし、心安らぐ空間を作り上げた。24年3月には最後のエリア「魔女の谷」もオープンする予定。ジブリパークの全エリア開園までもうすぐだ。
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オークマの工作機械用のコンピューター数値制御(CNC)装置「OSP」は今年で生誕60周年を迎えた。最新型「OSP―P500」(左)は強固なセキュリティ機能を備え、安全・安心を求める顧客ニーズにも応える(10月18―21日開催の「メカトロテックジャパン2023」のオークマブース)
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