横形#30 マシニングセンタ HMP-350HC1
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止まらないマシン×モジュールマシン
電動車の普及、工場のスマート化など、ものづくりの現場を大きな変革期を迎えており、
トラブルが少なくメンテナンス性能の高い機種、なおかつ変種変量生産に応えられる設備に
適したマシンが求められている。
「HMP-350HC1」は切粉トラブルの徹底対応とメンテナンス性の良さに加え、
モジュールを組み替えることで「共通プラットフォーム」を新たなコンセプトとしたマシン。
多種多様な部品加工に対応するだけでなく、製造法がまだ定まらないxEVの部品にも
適応できる柔軟性を持ち、フレキシブルな生産形態による生産性向上を追求した。
=特長=
本製品は従来の「止まらないマシン」と同様に、機械室と加工室を完全分離することで切粉やクーラントによるトラブルをシャットアウトすると共に、基本部分(プラットフォーム)を共通化しつつワークに合った主軸や
X軸ストローク等が選択できるようにしたのが特徴。インデックステーブルや治具チェンジャー等を搭載する
仕様であっても、専用設計は不要でモジュール組み替えだけで対応可能。止まらないマシンと
モジュール組み換えによる最適なマシン仕様にて、多種多様な部品加工への対応を可能とし、
設備の安定稼働と生産効率の向上を追求した。
また SDGs への対応として、再生可能材料や各種省エネルギー機器を採用すると共に、操作性や保全性を高め
人に優しい機械に仕上げた。
=仕様=
移動量(X×Y×Z)(㎜):500(OP:800)×500×500
テーブルサイズ(㎜):650×360(旋回径1,030)
ワーク積載最大重量(㎏):250×2
主軸テーパ形状:φ55×BT-30(OP:HSK A50)
最高回転数(min⁻1):12,000(OP:6,000)
設置床面積(㎜):1,540×4,030
(治具チェンジャ搭載仕様)