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混合・混練・撹拌機
自動化・省人化、安全性向上に工夫
粉体技術を構成するプロセスの中で、さまざまな素材や材料などの調合・配合を担う混合・混練・撹拌(かくはん)操作。素材の物性や狙う生成物によって、それぞれの技術が単独または複合して使われ、製薬・食品をはじめ、電池材料、セラミックスなど、さまざまな工業製品の製造プロセスを支えている。
混合は異なる粉粒体を均一化し、混練は液体や気体、ペーストなどを取り込みながら分散させ、撹拌はそれらを促進する要の技術。混合において要求される均一化の水準は目的によって異なるため、原理や装置の選定と使い分けが重要になる。近年は他プロセスとの組み合わせによる高度化も進展。扱う粒子が微小化する中、精密な制御に加えて状態把握が欠かせず、粒子挙動の解析から機器設計・開発までシミュレーションの活用も広がっている。
現場ではコンタミネーションコントロール(汚染制御)や人手不足への対策として自動化・省人化のニーズも高く、ロボット、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)の導入が進む。
各装置メーカーも技術開発に力を入れており、高効率化や省スペース化、安全性向上に、機構面の工夫も重ねる。撹拌操作では撹拌翼が効果の精度に大きく影響することから、その形状が多様化。遠心力を利用して、分散効果を高めるなど活発な技術開発が進んでいる。各操作において取り組みは盛んで、今後の動向が注目される。
