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令和7年度 彩の国ビジネスアリーナ(2025年11月)
埼玉県、埼玉県産業振興公社、埼玉県情報サービス産業協会、県内金融機関らは、県内企業の受注拡大や販路開拓、新たなビジネス連携の創出を目的とした県内最大級のビジネスマッチングイベント「彩の国ビジネスアリーナ」を、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で開催する。リアル展示は18—19日にさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ(さいたま市中央区)で、オンライン展示は13—27日に実施する。担当者の商談や技術交流が行われることで、業種や規模を超えた新しいネットワークづくりの場として期待される。
480超の企業・団体が出展
ごあいさつ/大野 元裕 埼玉県知事
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大野 元裕 埼玉県知事
県下最大級の展示商談会「令和7年度彩の国ビジネスアリーナ」を関係9団体の御協力を得て盛大に開催します。新春の埼玉の風物詩である本イベントが、今年は秋に時期を移しての開催です。県内外から優れた技術・製品・サービスを持つ400を超える企業・団体の皆様に御出展いただきます。
「人口減少・超少子高齢社会の到来」という歴史的課題に直面し、社会情勢が急激に変化する中でも、県内企業が持続的に成長していくためには、生産性向上や新技術の活用を通じて付加価値を効果的に生み出し、企業の「稼げる力」を向上させることが重要です。
そこで、県内中小企業の優れたDXの取組を紹介する「DX推進ネットワーク」特設コーナーや、省力化機器・ロボットなどの出展区分を設け、生産性向上につながるデジタル製品や自動化装置などを紹介します。
また、サーキュラーエコノミーやGXの出展区分を設け、成長が期待される分野への進出を図る企業を後押しするほか、最新技術や経済の動向など、経営に役立つ講演会を開催します。
さらに、今年7月25日にさいたま新都心に開設したイノベーション創出拠点「渋沢MIX」で、彩の国ビジネスアリーナとの連携イベント「渋沢MIXスペシャルオープンデー」を開催します。
多様な業種の皆様が、業種・業態を超えて出会うことで、新たなイノベーションを生みだすきっかけとしていただければ幸いです。皆様の御来場を心からお待ちしております。
埼玉集結!
リアル 11月18—19日、オンライン 11月13—27日
今回は「サーキュラーエコノミー/GX」のほか、デジタル変革(DX)、A I ( 人工知能) 、加工技術、部品など多様な分野から481の企業・団体が出展。環境対応型の製品や最新のデジタル技術、独自の加工ノウハウなど、各社が強みを生かした製品・技術・サービスを展示し、来場者に向けて積極的にアピールする。入場は無料で、事前登録を受け付け中だ。
1月に開催した前回は、リアル展示に2日間合計で1万5423人が来場した。経営者クラスや管理職などの決定権者が多く来場したことから商談件数も増加し、毎年多くのビジネスチャンスや新規取引が生まれている。
期間中は次世代ビジネスの参考となる特別講演会も複数実施する。ものづくり系ユーチューバー・ものづくり太郎氏が「世界の製造業デジタル潮流と中小企業の生き残り方」をテーマに、京都試作ネット(京都市下京区)の佐々木智一代表理事が「京都を試作する〜京都を試作の一大集積地に〜」をテーマに講演する。このほか、経済産業研究所(RIETI)の岩本晃一リサーチアソシエイトや嘉悦大学の真田幸光副学長など各分野の専門家らも登壇。最新の経済・技術動向や企業経営のヒントを共有する。
また、持続可能な成長を目指すまちづくり構想「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」において、まちづくり先行事例セミナーを実施する。「700人の村がひとつのホテルに」著者で、さとゆめ(東京都千代田区)の嶋田俊平氏が登壇。さらに、産官学5者連携による次世代のまちづくりとして、久喜市の「BRIDGE LIFE Platform構想」に関するパネルトークを行う。
さらに、高校生や大学生、外国人留学生、就職支援担当者らを対象に、出展企業のブースを巡って業界研究や企業理解を深められる企業見学会も実施する。当日会場で学生用のフロアマップを受け取れば、自由に会場内を見学できる。県内産業への関心を高めるほか、中小企業の採用活動にも貢献する狙いだ。
このほか、花岡車輌(東京都江東区)の台車用電動バランススクーターや、フィアロコーポレーション(埼玉県新座市)の次世代技術開発プラットフォームなど、先端技術を体感できるコーナーも設けた。来場者が最先端の技術革新を身近に感じられる内容となっている。
