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サーボ駆動式プレス機(2024年6月)
第21回 金属プレス国際会議 19年ぶり日本開催
10月23日ー25日/ホテルニューオータニ大阪
10月23日から25日までの3日間、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で「第21回金属プレス国際会議」が開催される。主催は日本金属プレス工業協会。英国、米国、ドイツ、フランス、中国、日本の6カ国の協会で構成されるThe International Council of Sheet Metal Presswork Associations(ICOSPA)の事業の一環として行われる。
国際会議はイレギュラーな開催を除いて、3年に一度、加盟協会のうちの一つが交代で主催と運営を行っている。日本での開催は東京、愛知の2拠点で開催された2005年の開催以来19年ぶり。通常、10カ国以上から300-500人の参加がある。
今回の会議のメインテーマは「持続可能な製造業-匠の技と革新技術の調和-」。過去の教訓から学びつつ、新たなアイデアや技術を取り入れ、持続可能な社会の実現に向けて前進していくことを目指す。
会期2日目には講演、パネルディスカッション、発表が予定されている。9時15分からは「我々は2030年に〝こうやって〟EVに乗る!金属プレス技術が果たす重要な役割と未来予想図」と題し、元型技術協会会長の田岡秀樹氏による基調講演が行われる。
11時からは各国の代表によるパネルディスカッションが予定されており、それぞれの知識や経験を共有し合うことで、共通の目標を再認識し、業界の発展へとつなげる。
14時からはアイダエンジニアリング、アマダ、コマツの3社が先端技術を発表する。
15時30分からは東京都立大学の楊明教授による技術講演「革新的な金属加工技術が導く持続可能なものづくり」が行われる。サーボプレスやIoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)技術などを駆使したプレス加工の知能化への取り組み事例を紹介。デジタル情報と現場技術者の知識の融合による、高度で持続可能なプレス加工技術の開発と技術伝承の促進について話す。
そのほか、3日目には工場見学が3コース用意されている。またパートナーズプログラムとして、2日目には清水寺や金閣寺などをまわる京都観光が、3日目には大阪城や通天閣などをまわる大阪観光が計画されている。
会議および各プログラムへの参加は事前登録が必要。事前登録の一次締め切りは6月28日、最終締め切りは9月6日。3日目に実施される工場見学への参加申し込みは先着順となるので、早めの登録がおすすめだ。
【会議および各プログラムの詳細確認、参加事前登録はこちらから】