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5月20日開幕 NEW環境展/地球温暖化防止展(2026年5月)
20日から22日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟1・2・3・7・8ホールと屋外実演会場で「2026NEW環境展」「2026地球温暖化防止展」が開かれる。国連の持続可能な開発目標(SDGs)や脱炭素に寄与する環境分野の最新技術・サービスが集まる。主催は日報ビジネス。開場時間は10時から17時(最終日は16時)まで。入場は完全事前登録制。
最新の環境・脱炭素技術が集結
NEW環境展
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環境分野の最新技術・サービスが集まる(2025年の会場) -
屋外実演会場では実機によるデモを間近で見られる -
さまざまな環境技術に注目が高まっている
NEW環境展は資源の有効活用や省エネルギー・次世代エネルギーに関する技術、二酸化炭素(CO2)削減技術などが集まる。「環境ビジネスの展開」をテーマに、破砕機や選別機、資源リサイクル機器、廃棄物処理機器、水処理装置などが出品される。同時開催の地球温暖化防止展と合わせて701社・団体が2129小間で出展する。
環境省が3月に発表した調査結果によると、全国の2023年度実績の産業廃棄物の総排出量は3億6725万トンで、前年度より約680万トン減少した。総排出量減少の背景には、製造業を中心とした製造工程での生産ロス削減の徹底や、再資源化率の向上などが挙げられる。一方で最終処分場の残余年数は約20年程度とされ、残余容量の逼迫(ひっぱく)も徐々に深刻さを増している。また、太陽光パネルは30年代後半に年間50万―80万トンの大量廃棄が見込まれ、適正処理・リサイクル体制の計画的な整備が急務となっている。
こうした状況の中、廃棄物処理技術の高度化が急速に進んでいる。AI(人工知能)やロボット技術を活用したシステムの導入が広がり、国内外の処理施設でリサイクル率の向上とコスト削減を両立する取り組みが加速している。ロボットと画像認識を組み合わせたAI搭載自動選別システムは、カメラで捉えた対象物を瞬時に解析し、ベルトコンベヤー上のプラスチックや金属くずなどを素材別に高精度で選別する。
焼却炉内の燃焼状態をリアルタイムで計測・解析し、燃焼条件をAIなどで自動最適化するシステムの導入も、大規模施設を中心に進んでいる。また、廃プラスチックを化学的に分解し、原料や燃料として再生するケミカルリサイクル技術の商業化に向けた取り組みも本格化している。
一方、企業における廃棄物削減・資源循環の取り組みとして、解体・分別しやすい製品設計を採用し、使用後の素材回収率を高めるデザイン・フォー・リサイクリング(DfR)や、製品のモノマテリアル(単一素材)化といった取り組みも広がりつつある。
同展では各種品目に対応した最新の破砕・粉砕機をはじめ、AIを活用することで高精度化と省人化を図った光学・比重差選別機、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクル、汚染浄化の技術・装置など、幅広い展示が行われる。また、廃棄物管理ソフトや測定・分析機器、収集運搬車両も注目される。
地球温暖化防止展
地球温暖化防止展では「CO2削減と新エネ・省エネビジネスの推進」をテーマに掲げる。脱炭素・カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)への対策と、温暖化の影響に対応するための製品・サービスが出品される。
バイオマス燃料、ヒートポンプ、太陽光発電ガラスといった再生可能エネルギー・省エネ関連製品のほか、冷風機、遮熱・断熱シート、熱中症対策製品など温暖化の影響に対応する多彩な環境技術・サービスが見られる。またCO2回収・資源化や電力購入契約(PPA)、カーボンフットプリント(CFP)算定技術なども披露される。
脱炭素フォーラム/講演会・映画上映会
東8ホールでは「2026脱炭素フォーラムwith SDGs」と題し、地球温暖化や資源循環などに関する講演会と映画上映会が開かれる。講演会では「GX政策の進捗(しんちょく)とGX推進機構の役割—気候変動問題の広がりとグリーンファイナンス重要性の目線から」などグリーン・トランスフォーメーション(GX)をテーマにした四つの講演が行われるが、すべて事前受け付けで定員に達しており、関心の高さがうかがえる。
このほか、プラスチックゴミによる海洋汚染を描いた「プラスチックの海」、深夜のゴミ収集車を舞台に現代社会の断面と日常の尊さを映す「ゴミ屑と花」など4本の映画上映も行われる。自由入場で上映は会期中の各日15時から(最終日は13時から)。
