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エレクトロニクス開発・実装展 ネプコンジャパン(2026年1月)
電子機器や半導体デバイスの設計における課題の解決や生産性の向上、コストダウンを図るための最新製品・サービス・技術が一堂に会するエレクトロニクス開発・実装展「ネプコンジャパン」が21日から23日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟4—8ホールで開かれる。主催はRX Japan。開場時間は10時から17時まで。入場料は無料だが、同展ホームページから来場者登録が必要。「オートモーティブワールド」「ファクトリーイノベーションWeek2026」「スマート物流 EXPO」が同時開催となる。全体で約1850社・団体が出展し、約9万2000人の来場を見込んでいる。
電子機器—最先端支える
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電子機器の多機能化・高性能化を支える技術・製品が紹介される -
同時開催展全体で約1850社・団体が出展し、約9万2000人の来場を見込む
「ネプコン ジャパン」は電子機器の多機能化・高性能化を支える最先端の電子部品・材料や製造・実装・検査装置に関する全7展示会の総称。「ネプコン」は「National Electronic Packaging & Production Conference(電子実装および生産会議)」の略で、40年という長きにわたり、国内外のエレクトロニクス、半導体デバイスやセンサー、電子部品、自動車の電装品メーカーとの商談の場になっている。
同展は「インターネプコン ジャパン」「エレクトロテスト ジャパン」「半導体・センサ パッケージング展」「電子部品・材料EXPO」「プリント配線板EXPO」「微細加工EXPO」「パワーデバイス&モジュールEXPO」の7展示会で構成されている。
主な出展対象となっているのは実装・製造装置、製造・生産受託サービス(EMS)、電子部品・材料、プリント配線板、微細加工、半導体デバイスやセンサーのパッケージング、パワーデバイスやパワーモジュールなどの関連製品や技術、サービスだ。
来場の際はホームページで来場登録を行い、事務局から届くメールにある来場バッジを自身でカラー印刷し、持参する。5人以上のグループで来場すると、会場内で利用できる食事券がもらえる「グループ来場特典」(各日先着順、条件あり)も用意されている。また、課長職以上であればVIP登録もでき、ホームページに申し込み方法や条件などの詳細が記載されている。
「40周年」 記念イベント
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電子部品や半導体の進化を支える7展示会が行われる
●特別展示/基調講演
今回のネプコン ジャパンは40周年という記念すべき開催となり、さまざまな特別展示やセミナーがめじろ押し。同展の歴史を振り返り、会場案内図などの過去資料を特別公開する「40年史パネル」、エレクトロニクス業界の未来に向けた希望のメッセージを、葉型の紙に記して「未来樹」に貼っていく参加型の企画「エレクトロニクス業界の未来樹」などが展示される。40年の歴史を支えてきた関係者へのインタビューも公開される予定となっている。
1月22日12時半からは40周年記念の基調講演「半導体の未来を切り拓く:チップレット技術と先進パッケージが描くAI時代の半導体」が行われる。日の丸半導体復権を目指し、2ナノメートルプロセスによるデバイスの量産を目指しているラピダスの専務執行役員でエンジニアリングセンター長の折井靖光氏による「メイド・イン・ジャパンの挑戦:チップレット技術が拓く新次元への道」と、台湾の半導体後工程テスト、パッケージング受託企業、ASEの中央開発エンジニアリング担当上級副社長であるスコット・チェン氏による「先端パッケージングと電源効率によるAI性能のスケーリング」の2講演で構成される。
聴講料は消費税込みで1万8000円(VIP登録者無料招待対象)。セミナープログラムページからの申し込みが必要になる。
また、東7ホールで行われる、NHKの人気テレビ番組「魔改造の夜」とのコラボレーション企画も注目されるイベントだ。
最新の製品・デモ一体感 7構成展
実装の関連技術最前線/モノづくりはAIで大変革期
●インターネプコン ジャパン
「インターネプコン ジャパン」は最新のエレクトロニクス製造・実装に関する最新、最先端の技術・製品サービスを紹介する、「ネプコン ジャパン」のコアとなる展示会。米オープンAI「ChatGPT」や米グーグル「Gemini」といった生成AI(人工知能)の利用が拡大し、モノづくりは大きな変革の時期を迎えている。同展ではAIの進化を支える電子部品・機器の生産技術、製造装置などのいまを知ることができる。
●エレクトロテスト ジャパン
インターネプコンと同時にスタートした「エレクトロテスト ジャパン」はエレクトロニクス検査・試験・測定の専門展。モノづくりが高性能・高精度化していく中で、コストダウンや市場投入へのスピードアップも求められており、検査・試験・測定の重要性は高まる一方だ。同展には外観・X線検査装置、テスター、環境試験・信頼性試験装置、各種分析装置などあらゆる検査・試験装置の主要メーカーが出展する。
●電子部品・材料EXPO
スマートフォンをはじめとする電子機器の高機能化・軽薄短小化を支える電子部品・電子材料が展示されるのは「電子部品・材料EXPO」。処理データの大量、高速処理が求められる時代にあって、デバイスの発熱量は高まり続けている。同展には熱への対応はもちろん、デバイスの安定性、信頼性を高める製品や技術、材料、薬品などが展示される。
●プリント配線板EXPO
電子部品を実装するプリント配線板もAI、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、次世代通信、自動車の自動運転といった技術の進展に向け、高密度配線対応するための積層化や微細化が進んでいる。こうした技術に関する最新の話題は「プリント配線板EXPO」で知ることができる。
●半導体・センサ パッケージング展
AI機能は、いまやスマートフォンにまで搭載されており、その利用は産業界だけでなく、社会生活にまで普及しはじめているのは半導体デバイスの進化によるところが大きい。その半導体デバイスの製造において、これまで高い関心を持たれていたのは回路線幅の微細化レベルがどこまで進むのかといったような前工程。
しかし、この微細化も物理的限界に近づいていると考えられており、後工程、パッケージングの技術が重要視されるようになった。小さなチップをパズルのように組み合わせて、一つの大きなチップのように考える「チップレット」や、チップを縦に積み上げる「3D実装」など、半導体デバイスの性能向上実現のための新たな技術が開発されてきている。27回目の開催となる「半導体・センサ パッケージング展」は半導体後工程に関する最先端・最新の技術・製品が紹介される専門展である。
●微細加工EXPO
半導体の微細化や高集積化、パッケージの多様化でカギとなるのは、前工程の最後と後工程の最初のテスト工程におけるプロービング。そこで利用されるプローブカードのような製品のための加工には高精度が求められる。精密加工や特殊・難加工などについての専門展「微細加工EXPO」ではこうした分野の最新動向に注目したい。
●パワーデバイス&モジュールEXPO
半導体デバイスの中でもエネルギーをつかさどるパワー半導体とその周辺技術・製品は、社会インフラの環境負荷の低減を進める上でも重要だ。「パワーデバイス&モジュールEXPO」はこうした分野の専門展。今回が3回目の開催となる。
セミナー/トップランナー企業 登壇
毎回、業界のトップランナー企業の関係者が講師をつとめるネプコン ジャパンのセミナー。21日10時からはレゾナックとTSMCジャパン3DIC研究開発センターによる「国内における次世代半導体パッケージ最先端実装技術の開発動向」が行われる。22日10時からはインテル・ファウンドリーとサムスン・エレクトロメカニクスによる「AI・HPC時代を切り拓く先端パッケージ/基板技術革新」、23日15時からは理化学研究所と富士通による「富岳NEXT開発:HPC/AI次世代アーキテクチャの詳細に迫る」などが開かれる。
このほか、車載パワーデバイスの最新技術を討論する、22日15時からの「車載パワーデバイスサミット」や、AIの利用拡大で深刻化するデータセンターのエネルギー問題について考察する23日12時半からの「AI時代を支えるデータセンターと1MW時代の電力供給」など、充実したプログラムとなっている。
無料セミナーの申し込みは来場登録とは別に、セミナー用の登録が必要なので注意が必要。
