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第8回名古屋オートモーティブワールド 第8回名古屋ネプコンジャパン 第5回名古屋スマート物流EXPO 名古屋ファクトリーイノベーションWeek2025(2025年10月)
29日から31日までの3日間、「第8回名古屋オートモーティブワールド」、「第8回名古屋ネプコンジャパン」、「第5回名古屋スマート物流EXPO」、「名古屋ファクトリーイノベーション Week2025」の4展示会が名古屋市港区の名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で開催される。主催はRX JAPAN。
課題解決に貢献する技術が集結
EV、ロボットなど一堂に
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名古屋展は技術者も多く訪れる
オートモーティブワールドなどは、関東と名古屋で年3回開催される複合展示会。自動車やIoT(モノのインターネット)、自動化などにまつわる展示会が同時に開催される。特に秋に実施する名古屋展は、製造業の一大集積地である愛知県での開催とあって、出展者・来場者双方から大きな期待が寄せられる。
総出展社数は約600社で、開場時間は10時から17時まで。来場には事前に公式ホームページからの登録が必要となる。
オートモーティブワールドは今回初開催の「第1回名古屋クルマのサステナブル技術展」に加え、「第8回名古屋カーエレクトロニクス技術展」、「第8回名古屋EV・HV・FCV技術展」、「第8回名古屋自動車部品&加工EXPO」、「第3回SDV EXPO」の五つの構成展がある。自動車産業では脱炭素化社会の実現に向けて、新たな素材や技術が日々開発されている。積極的な情報交換の場として役立っている。
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EVを分解した部品展示に注目が集まった前回展
また、会場では米テスラのピックアップトラック「サイバートラック」と中国の新興電気自動車(EV)メーカー阿維塔科技(アバター)の車両を分解して展示する。
サイバートラックはギガキャストにより製造された車体や、ステア・バイ・ワイヤ(SBW)など注目の技術が展示され、内部構造を見ることができる。アバターの車両は、イーアクスルやバッテリー、インバーターなどに分けて部品を展示する。昨年も中国・浙江吉利控股集団(ジーリー)が分解部品を展示し、来場者の注目を集めた。
主催者企画、併催イベント多彩
このほか、併催展でもさまざまなセミナーやイベントを開催する。ネプコンジャパンでは特設会場にて、国際標準規格を策定するIPCが主催する「はんだ付けコンテスト 日本大会2025」が同時開催される。ファクトリーイノベーションWeekでは人型ロボットを中心にしたデモンストレーション「ヒューマノイドロボットショー」、スマート物流EXPOではASF(東京都千代田区)やZO MOTORS(同中央区)など新興メーカーのEVトラック展示も実施。各分野で注目の製品や技術を横断的に見ることができる。
