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第11回ものづくりワールド名古屋(2026年4月)
「第11回ものづくりワールド名古屋」が4月8-10日までの3日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれる。設計システムや、機械部品などモノづくりに欠かせない製品に加え、工場設備にまつわる最新技術や製品も数多く出展される。「設計・製造ソリューション展」、「機械要素技術展」など9分野の専門展示会が同時開催される。主催はRX Japan。開場時間は10時から17時で、入場には公式ホームページからの来場登録が必要。
9分野の製造業向け展示会が集結
フィジカルAI関連技術も
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工場の環境改善に関する製品にも注目が集まった前回展
「ものづくりワールド」は東京、名古屋、大阪、九州の4都市で開催されるモノづくりの複合展示会。特に名古屋展は製造業の集積する愛知県での開催とあって注目度も高く、全国から多彩なモノづくり関連企業が出展する。来場者も設計・開発、製造・生産技術、試作・解析・研究、調達・購買、品質管理、保守・メンテナンス、IoT(モノのインターネット)など幅広く、専門的な商談の場として活用されている。
九つの展示会で構成され、合わせて約450社が出展する。CAD/CAMや生産管理システムなどを集めた「設計・製造ソリューション展」、工作機械や自動車、航空機など中部地域のモノづくりを支える「機械要素技術展」、「計測・検査・センサ展」や、製造現場の環境や物流を改善する製品を展示する「工場設備・備品展」、開発・製造、ODM(相手先ブランドによる設計・生産)を得意とする「ものづくりODM/EMS展」。さらに製造業を進化させる「次世代3Dプリンタ展」、「製造業DX展」、工場の安全を保つ技術を紹介する「製造業サイバーセキュリティ展」、「スマートメンテナンス展」を同時に開催する。設計から製造、メンテナンスにいたるまでモノづくりにまつわる多種多様な企業が集まる。
今回はAI(人工知能)を用いてロボットが自律的に判断・行動する「フィジカルAI」社会の到来に向け、特別企画として「フィジカルAI Stage~AI×ロボット×センサの特別展示」を実施する。知覚センシングシステムや、知能認識・制御AIなどにまつわる技術を展示する。さらに製造業が抱える課題を解決するため「自動化・省人化」、「AI活用」、「設計・加工の工数削減」の三つのテーマに関する製品を集め、展示するコーナーも設けた。
講師陣が自社の取り組み語る
会場では毎日、生産技術や品質管理、新規事業開発など講師陣が自社の取り組みを語る特別セミナーが開かれる。初日の8日はヤマハ発動機の茨木康充執行役員生産技術本部本部長が「現場サイエンティストによる業務プロセス革新~過去の後始末から未来創造へ時間シフト~」のタイトルで、東海理化の二之夕裕美社長は「会社を変える、会社が変わるチャレンジ―TPSの真髄で貫く会社経営―」と題して講演。このほか、日本マイクロソフトやトヨタ自動車、ファナックなどから6人が登壇する。
9日はロケット事業を手がけるスタートアップのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)から、開発部 機構・構造セクション マネージャーの山岸 尚登氏が「ロケット開発における自動車産業との連携」のタイトルで、AI(人工知能)を用いた外観検査ソリューションを手がけるHACARUS(ハカルス、京都市中京区)の染田貴志最高経営責任者(CEO)が「AI外観検査の最前線 導入のキーポイントと今後の展望」と題して講演する。川崎重工業、三菱電機など大手メーカーも現場の挑戦や取り組みを紹介する。
最終日の10日は、アイシンDX戦略センターセンター長で製品開発センターLBS製品本部モビリティサービス担当の牛田孝一氏が「大変革期におけるアイシンの全社DX戦略 ~生産・設計・サービスをつなぐ“ものづくり力の進化”~」のタイトルで講演する。またソフトバンクロボティクスのRX&Food事業本部RX&Food営業統括部西日本営業部の照井英之部長は「現場から学ぶ自動化の最前線―AMR活用による実効性ある改善」と題し現場での取り組みを紹介する。会期中、合わせて22人の講師が登壇する。聴講はすべて無料で、事前に申し込みが必要となる。
また、出展企業各社が自慢の製品や技術を開設する出展者セミナーも実施する。第1展示館と第3展示館に七つのセミナー会場を設置し、毎日約20社が登壇する。
