第５７回 管工機材・設備総合展（2025年8月）

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　管工機材・設備の専門展示会「第５７回管工機材・設備総合展」が、８月６日から８日までの３日間、東京・有明の東京ビッグサイト西展示棟２ホールで開催される。東京管工機材商業協同組合や東京都など５団体が共催する。開場時間は１０時—１７時。事前登録制で、入場無料。

ライフラインつなぐ

安全・快適な生活　安定した産業活動

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　管工機材・設備総合展は、パイプ、継ぎ手、バルブなどの管工機材や、空調・冷暖房機器をはじめ、住宅、産業用施設、上下水道施設などの環境改善、省資源・省力化に役立つ製品・技術が紹介される。

　同展示会は東京管工機材商業協同組合と東京都管工事工業協同組合が、１年ごとに交互で事務局を担う形式で実施されており、今回は東京管工機材商業協同組合が担当する。

　１９６７年４月に組合創立２０周年を記念して第１回が開催されて以来、今回で５７回目となる。テーマは「進化する技術、確かな品質　未来を築く設備展」。１５０社・団体、３６１小間が出展する。

　管工機材は工場やプラント、ビル、住宅などにおける水回りや空調設備、水道やガスといったライフラインをつなぐ上で欠かせない。安全で快適な社会生活や、安定した産業活動を支える基盤であり、目立たないながらも重要な役割を果たしている。

　とりわけ近年は、老朽化したインフラの更新、省エネルギーへの対応、災害対策、そしてカーボンニュートラル（温室効果ガス排出量実質ゼロ）の実現に向けた取り組みが求められており、管工機材分野への期待は高まっている。

　会場は①管材②住設③ポンプ・空調④工具・その他—の四つのカテゴリーに分けて展示する。来場者にとっては見たい製品だけでなく、競合他社の製品なども目にとまりやすいため、多くの製品から比較検討しやすい。

就職フェア

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　７、８の両日、「管工機材業界就職フェア」と題した管工機材業界の就職セミナーが会議棟６０５・６０６会議室で開催される。管工機材業界で活躍する先輩たちが１時間、本音でトークショーを行う。７日１０時半からはオーテック、小泉機器工業、三澤商店が登壇。８日１０時半からは富士機材、シンエイ・ネクサス、三和機材が登壇する。

　就職活動中の学生のみならず、転職や求職活動中の人も対象となる。どのような業界で働くかを迷っている人、やりがいを重視する人、長く続けられる仕事を重視している人、新たな挑戦をしたい人など誰でも参加できる。聴講は無料で、事前ウェブ予約が必要。

抽選会・物産展

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　好評の福引によるお楽しみ抽選会を実施している。今回の抽選会は１０万円分のＪＣＢギフト券が３本、ＡＩ通訳機ポケトークＳ２が３本など豪華な景品がラインアップされている。抽選会場でアンケートに回答すると抽選会に参加できる。

　また、会場内では全国各地の名産品を取りそろえた物産展も開催される。岩手県産の特産品、福岡市の“やまや”の辛子めんたいこ、大阪市の“パティスリーモンシェール”のケーキなどが集結。展示会の合間に立ち寄り、味わうことができる「もう一つの楽しみ」として来場者に注目されている。

　いずれの商品も持ち帰り用として購入できるほか、会場内での飲食が可能。ビジネス目的での来場者にも、ひとときの癒やしと彩りを添える企画となっている。

　展示会の来場事前登録、管工機材業界就職フェアの予約、そのほか詳細は同展ホームページ（ｔｏｋｙｏ—ｋａｎｋｏｔｅｎ．ｃｏｍ）へ。