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関西特集

 大阪、そして関西が世界に向けて飛躍するチャンスが訪れようとしている。2025年開催の大阪・関西万博はその試金石になるだろう。首都圏への一極集中が続くとはいえ、関西の都市圏人口は世界でも10指に入る規模だ。新型コロナウイルスの影響も一段落し、関西にもインバウンド(訪日外国人)が再び戻ってきたが、観光産業だけが関西の成長エンジンではない。次世代産業が、今後の関西経済のけん引役となることが期待される。

試金石は大阪・関西万博/次世代産業が経済けん引

  • 営業運転を前に報道公開された大阪メトロ新型車両400系(大阪メトロ中央線・朝潮橋駅付近)。大阪・関西万博へ向け、輸送力増強に対応
    営業運転を前に報道公開された大阪メトロ新型車両400系(大阪メトロ中央線・朝潮橋駅付近)。大阪・関西万博へ向け、輸送力増強に対応
  • 阪神電鉄・姫島-淀川駅間から大阪都心部を望む
    阪神電鉄・姫島-淀川駅間から大阪都心部を望む

 大阪湾に浮かぶ埋め立て地「夢洲(ゆめしま)」で、開催まであと1年半余りとなった万博の会場整備が着々と進展している。産業界によるパビリオンは続々と着工し、遅れが見られた海外パビリオンの建設もようやく動き始めた。海上に未来社会の一端が姿を現し始めた。

 「いのち輝く未来社会のデザイン」をメーンテーマに掲げる万博という場で、デジタル変革(DX)やグリーン・トランスフォーメーション(GX)、次世代モビリティー、そして少子高齢社会や健康・医療など次世代産業が社会実装され、未来社会の方向性を指し示す。そして万博は一過性のイベントにとどまらない。万博を契機に、関西の産業界がどのような未来社会を世界に示していくことができるのか問われる。

 関西では都市の姿も変わりつつある。JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」や、関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港の3空港の機能向上、大阪湾岸道路西伸部や淀川左岸線延伸部など、インフラの整備が急ピッチに進展。

 万博をきっかけに、関西の産業界、そして都市がどのような未来を描き、世界の中で存在感を示していくのかが、世界から注目されている。



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