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第60回 機械振興賞
2月20日 表彰式
機械振興協会は「第60回(2025年度)機械振興賞」18件(表)を決定した。応募総数37件の中から、研究開発では「経済産業大臣賞」1件、「中小企業庁長官賞」1件、「機械振興協会会長賞」7件、「審査委員長特別賞」1件、「奨励賞」4件。支援事業では「中小企業基盤整備機構理事長賞」1件、「奨励賞」3件を表彰する。表彰式は20日14時から東京・芝公園の東京プリンスホテルで開かれる。今回は創設60周年を記念し、これまでの受賞業績の記念展示を行う。
機械振興賞は「研究開発」については独創性、革新性、経済性に優れた機械工業技術に関わる研究開発と、その成果としての実用化によって新製品の製造、製品の品質・性能の改善や生産の合理化に顕著な業績を上げた企業・研究開発担当者が対象。「支援事業」では、支援効果、継続性に優れた支援事業によって、機械産業技術に関わる中小企業が優れた成果を上げた支援機関と担当者が表彰の対象となる。
顕彰事業の沿革をたどると、1966年度創設の「機械振興協会賞」と、70年度創設の「中堅・中小企業機械開発賞」が元となっている。両事業は2003年度に「新機械振興賞」として統合され、18年度に「機械振興賞」に改称された。こうした経緯から、中小企業・小規模事業者における機械産業技術の進歩・発展の促進を重視・配慮した特徴的な運営が行われている。
【ごあいさつ】 機械振興協会 会長 釡 和明/「強い経済」実現に貢献
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機械振興協会 会長 釡 和明
わが国では持続的な賃上げや設備投資の拡大など、成長に向けた明るい兆しが表れています。他方、世界では自国優先の大規模な産業政策や地政学上の確執など、不透明感が高まっています。このような中、わが国の持続的発展を目指すためには「強い経済」が必要です。
機械産業は、わが国の社会全体、経済全体を支える基盤産業です。これまで培ってきた高い技術力に、AI(人工知能)やデジタル変革(DX)、グリーン・トランスフォーメーション(GX)などの技術革新を取り込むことで、「強い経済」の実現に貢献することが求められています。
当協会では、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与した企業と研究開発担当者、および中小企業の事業化につながる支援活動を「機械振興賞」として表彰しており、今年で60周年を迎えました。これまでご支援、ご協力いただきました関係各位に深く感謝申し上げます。
本年度は37件の応募をいただき、中島尚正東京大学名誉教授を委員長とする審査委員会で厳正に審査し、研究開発14件、支援事業4件の表彰を決定しました。
受賞者各位のこれまでのご尽力に深く敬意を表しますとともに、今後のますますのご発展と機械産業の進歩に寄与されますことを祈念いたします。
2026年度の募集は、4月1日から5月29日まで行います。機械技術を活用した先進技術の開発、AI、DX/GX対応、省力化、ヘルスケアなど社会課題への対応や、これらの事業支援を行っている団体などから幅広いご応募をお待ちしています。
