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JECA FAIR 2024
日本電設工業協会(JECA)が主催する「JECA FAIR 2024 第63回製品コンクール」の表彰式が、7月4日にホテルグランドアーク半蔵門(東京都千代田区)で開催された。国土交通大臣賞や経済産業大臣賞、環境大臣賞をはじめとする栄えある表彰製品は12件(表)。同コンクールは1960年の第4回電設工業展(現JECA FAIR)の併設事業としてスタートし、今回で63回を迎える。
JECA FAIR 2024
未来をデザイン 高い技術・安全・省人化
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電設業界に貢献する製品が多数エントリーし、その中でも優れた製品が栄えある賞を受賞する(第63回製品コンクール表彰式) -
製品コンクールは電気設備に関する資材・機器の進歩・改良を促進し、電設技術の向上と電気保安の確保を図ることで、電設業界の一層の振興を目的に実施されている。対象製品は電機設備の資材、機器、工具およびシステムなどで、同コンクールに合わせて新製品を開発する企業も多い。今回は50社がコンクールに参加し、うち12件が選ばれた。
今年のJECA FAIRは5月下旬、東京・有明の東京ビッグサイトで「電設技術が未来をデザイン!~持続可能な社会のために~」をテーマに開催された。脱炭素社会を導く太陽光や風力、洋上風力などの再生可能エネルギーの活用には、電設技術の発展が欠かせない。地球環境を守り、平和で豊かな生活を次世代に継承し、持続可能な社会を望むことも踏まえ、同テーマが今年の展示会テーマとして採択された。同展は出展社数と出展小間数が過去最大規模での開催となり、来場者数は10万2576人と10万人の目標を上回った。
展示会場では同コンクールへのエントリー製品が特設コーナーでパネル展示されたほか、オンライン展示会でもトップページで「注目製品」として紹介された。また、その後、厳正なる審査会を経て6月13日に審査結果が発表され、7月4日に表彰式を実施した。
表彰式の主催者あいさつで、JECAの山口博会長は「どの製品も高い技術に裏付けられており、安全性や柔軟な作業工程に対応し省力化、省人化に大きく貢献できるものだった」と同コンクールを振り返った。
受賞製品は国土交通大臣賞を受賞した三菱電機の三菱電子式マルチ指示計器「ME110Gシリーズ」や、環境大臣賞を受賞したニチコンのV2Hシステム「EVパワー・ステーション」VSG3シリーズ、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター理事長賞を受賞した共立電気計器の「三相コンセントテスタ(KEW 4555BT)」などとなっている。
例年、電気設備工事に欠かせない機器・資材や工具を中心に、省人力化、省工程化を進めるような製品や、作業現場の安心・安全を追求する機器・装置、防災・減災に貢献する製品などが選ばれる。今年はIoT技術を活用し、現場の作業効率化を図るような製品も注目された。
次回のJECA FAIRは25年5月28日-30日の3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される。