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11月29日開幕 2023国際ロボット展(2023年11月)
ロボティクスがもたらす持続可能な社会 実現へ
世界最大規模のロボット専門展「2023国際ロボット展」は2年に一度開催し、今回で25回目を迎える。「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、654社・団体が3508小間の規模で出展する。前回の615社・団体、3227小間を上回り、過去最大の規模となる。会場は東京ビッグサイト東1-8ホールと西3・4ホール。開場時間は10-17時。入場料1000円(事前登録者、招待状持参者、中学生以下は無料)。今回もオンライン会場が開設される。また、11月29日から12月1日まで、西1・2ホールで「洗浄総合展」「VACUUM真空展」「SAMPE Japan先端材料技術展」などが同時開催される。
ごあいさつ/日本ロボット工業会会長 山口 賢治
ロボット―社会実装・人材育成 推進
「2023国際ロボット展」を当会および日刊工業新聞社の主催により、11月29日から12月2日までの4日間、東京ビッグサイトの東1―8および西3・4ホールで開催するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
はじめに、本展の開催にご支援、ご指導を賜りました経済産業省をはじめとした各省、ご協力いただきました関係諸団体、そして出展各社の皆さまに心より御礼申し上げます。
さて、今回で25回目を迎えます本展は「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに開催します。
政府では2019年に「ロボットによる社会変革推進計画」がとりまとめられ、ロボットの社会実装をさらに推進するとともに、人材育成やロボット技術のさらなる高度化を目指すこととしています。また、社会実装に当たっては、メーカー、システム構築会社(SIer)、ユーザーが連携することで、ロボットを導入しやすい環境の構築を目指しているところです。
さらに近年は、人手不足や人件費高騰、新型コロナウイルス感染症を契機とした自動化や事業継続への意識の高まりから、ロボットの活用への期待はますます大きくなっています。
このような状況下、本展は654社・団体の総計3508小間と、過去最大規模での開催となります。会期中には「iREXロボットフォーラム」をはじめ、多数のセミナーや併催事業が展開されます。
また、オンライン会場「iREX ONLINE」を、11月22日から12月15日までと、前回開催から会期を拡大して開催します。リアルタイムチャット機能や新たな企業との出会いを創出する「iREX GO」の実装など、内容をより充実させています。
本展では、過去最大規模の展示を通して世界が抱える課題への解決策と「持続可能な社会」実現へのヒントを示すとともに、本展の開催を契機に設備投資意欲が喚起され、ロボットの社会実装と技術開発がさらに加速されますことを念願しています。