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Interop Tokyo2026(2026年6月)
「Interop Tokyo2026」が6月10日から12日までの3日間、千葉・幕張新都心の幕張メッセで開かれる。主催はInterop Tokyo実行委員会。「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2026」「AINATIVEEXPO2026」「画像認識AIExpo2026」が同時開催される。開場は10-18時(最終日は17時まで)。展示会と講演(基調講演・会場内セミナー・専門セミナー)はオンライン登録制で入場無料。詳細は公式ホームページ(www.interop.jp)へ。
進化するAIとインターネット
巨大プロ「ShowNet」/AIとネットの可能性発信
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トップエンジニアが集結する「ShowNet」
Interop Tokyoは最新の情報通信技術(ICT)とそのソリューションを体感するイベントとして、1994年の開催以来、今回で33回目を迎える。同展示会はインターネットテクノロジー、ICTに関する国内最大級の展示会として、インターネットや技術革新の歴史とともに歩んできた。
毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、会場でのデモンストレーションやセミナーを通じて、技術動向とビジネス活用のトレンドを発信している。
今年のテーマは「AIとインターネットの次章。~Internet for AI, AI for Internet.~」。さまざまな分野で活躍するAI(人工知能)は社会や産業を支える基盤となっている。AIがデジタル変革(DX)の加速を牽引(けんいん)し、AIエージェントが業務や機器と連携して判断・実行を担う時代へ突入した。
AI社会は今後どのように進化していくのか。AIエージェント時代の経営戦略で求められるものは何か。経営上の重要課題であるサイバー攻撃への対処は何が有効なのか。会場では出展各社の展示と、多岐にわたるテーマでの講演を通じ、AIとインターネットの現在・未来を発信していく。
Interopの最大の特徴は、会場内にネットワークを構築するプロジェクト「ShowNet」。同プロジェクトは出展社から提供された約2300の製品・サービスと、約800人のトップエンジニアが幕張メッセに集結して構築される。産学のトップエンジニアたちがリーダーシップを発揮してコンセプトデザインと設計、構築、運用を行い、各ネットワーク機器メーカーなどをはじめとする企業のエンジニアたちが持ち寄った機器を最善の状態で相互接続する。
実稼働ネットワークでありながら、各種の相互接続実証やチャレンジを実施する巨大プロジェクトだ。
多彩な同時開催展
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多くの来場者でにぎわった「Interop Tokyo2025」
「Interop Tokyo2026」では「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2026」「AINATIVEEXPO2026」「画像認識AIExpo2026」の3展が同時開催される。
DSJはデジタルサイネージの最新動向を伝える展示会。街中のメディアとして大きな役割を果たす「デジタルサイネージ」にフォーカスし、デジタルサイネージ産業の課題解決や新市場の創出、あらゆるビジネスシーンにおけるサイネージの利活用事例や最新技術を紹介する。
AINATIVEEXPOは昨年まで開催されていた「アプリジャパン(APPSJAPAN)」を継承した専門展。モバイルアプリ文化で培ったコミュニティーを基盤に、生成AIやAIエージェント、検索拡張生成(RAG)などの技術を披露し、”本番で回るAI”を共創する。
画像認識AIExpoは新しい価値を生み出す画像認識AIにフォーカスした専門イベント。IoT(モノのインターネット)が浸透し、さまざまなデータの収集・処理が高度化する現代社会において、より一層重要性が増す画像認識AIに注目し、関連するテクノロジーが披露される。
特別企画 ネット業界と宇宙業界共通認識構築
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さまざまなテーマで複数の講演やセミナーが行われる
Interopではオンライン登録制で聴講無料の基調講演、会場内セミナー、専門セミナーが用意されている。産業やテクノロジーをまたぎ、デジタルインフラの重要性についてインターネット業界と宇宙業界の共通認識を構築する「Internet x Space Summit」などの特別企画も実施される。
Interopでは同時間帯に複数の講演、セミナーが開催されるので、プログラムを見て計画的に聴講することが重要だ。
カンファレンスも充実
会期中、幕張メッセ国際会議場1階では「Interop Tokyo カンファレンス2026」が開催される。情報通信サービスの各分野で活躍するエキスパートが登壇し、最新の情報を解説する。
参加料金(消費税込み)は1Dayパッケージプランが6万500円、3Daysパッケージプランが12万1000円。聴講の申し込みは公式サイトから。会場聴講受け付けの締め切りは12日15時。
なお、会期終了後、講演者の許諾が得られたセッションについてはアーカイブ配信を行う。配信期間は6月末から9月末を予定する。
ごあいさつ/Interop Tokyo 2026 実行委員長 慶應義塾大学 教授 WIDEプロジェクト ファウンダー 村井 純
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Interop Tokyo 2026 実行委員長 慶應義塾大学 教授 WIDEプロジェクト ファウンダー 村井 純
2026年、AI(人工知能)は「社会に浸透する」という段階を超え、私たちの生活や産業を支える不可欠な”OS(基盤)”となりつつあります。単体の生成AI活用を越え、AIエージェントが業務システムやデータ基盤、現場の端末や機器と連携し、判断から実行までを支える動きが加速しています。
問われるのはモデルの性能だけではありません。どのデータに触れ、どの権限で何を実行し、結果をどう検証できるのか―AIが社会の中で「動き続ける」ための設計と運用が重要になっています。
その中核を担うのがインターネットです。「Internet for AI」とは、計算資源を柔軟に結びつけ、エッジからエッジまで、またエッジからサービスまでをつなぐ高信頼・高速・低遅延のネットワークと、データ主権や安全性を担保しながら学習・推論を最適化する仕組みです。
同時に「AI for Internet」は可観測性、運用自動化、セキュリティー対応などをAIが担うことで、複雑化するインフラを止めずに進化させていく取り組みを指します。AIとインターネットは相互に強化し合い、共に進化する「次章」へと足を踏み入れています。
Interop Tokyoはその名の通り「Interoperability(相互接続性)」を追求し、最新の機器・技術・サービスが「きちんと実稼動する」姿を体験できる場として歩んできました。新しい技術の登場は常に新しい課題を生みます。
AI同士、AIとサービス、AIと現場―多様な「実行主体」がインターネット越しに結びつく時代において、その接続性は価値の決定要因になります。Interopはこれからも課題を明確にし、参加者が解決に向けた議論と検証の場であり続けると信じています。
Interop Tokyoの場が「今」直面する挑戦への答えに加え、次の社会を見据えた「新しいインターネット」と「新しい市場」を体験できる場となり、参加者すべての新たな扉を開く場になることを楽しみにしています。
