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第80回 インド共和国 独立記念日
1947年8月15日に英国から独立したことを祝う「インド独立記念日」は今年、80回目を迎える。同日にはインド各地で大規模な祭典が行われる。独立当時、3億4000万人程度だった人口は、今では世界最多の14億6000万人超まで増えた。豊富な生産年齢人口を背景とする巨大市場と積極的な産業政策を武器に、インドは世界経済の成長センターとして存在感を高めている。同国のさらなる成長を日本はどう生かすべきか。経済にとどまらず、印日パートナーシップの拡大が注目されている。
世界経済の成長センター
Ambassador’s Special Message
駐日インド大使 ナグマ・モハメド・マリック氏
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駐日インド大使 ナグマ・モハメド・マリック氏
連携深め平和・繁栄に貢献
インド政府および国民を代表し、7月28日の熊本地震で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表します。インドは日本の皆さまと共にあります。
インドは8月15日に独立80周年を迎えます。この節目に、天皇皇后両陛下、日本政府、日本の皆さま、特に在日インド人の皆さまに心よりごあいさつ申し上げます。
インドと日本は、共通の価値観と高い相互信頼に根ざす印日特別戦略的グローバルパートナーシップを共有する、自然でかけがえのないパートナーです。7月1―3日の高市早苗総理大臣のデリー訪問では、モディ首相が高市総理を温かく迎え、両国の親密な友好関係と、インド太平洋と世界の強靱性・繁栄を支える戦略的利益の一致と相互補完性が改めて示されました。
2月の「AIインパクト・サミット」への高市総理のビデオメッセージ、1月の外相戦略対話、3月の先進7カ国(G7)外相会合、5月の日米豪印の4カ国による枠組み「クアッド」外相会合、小野田紀美内閣府特命担当大臣の訪印など、首脳・閣僚間交流も両国関係を支えています。
経済面では、2025年に今後10年間の対印民間投資目標として10兆円が打ち出され、製造業、金融、先端技術などで約120件、総額約100億ドルの協力覚書(MOU)が締結されています。国際協力銀行(JBIC)の調査でも、インドは4年連続で日本企業の最有望事業展開先に選出されています。モディ首相による首相府での「ジャパン・ウィーク」開催表明も、対日協力への強い意思の表れです。
経済安全保障は両国関係の柱です。半導体、重要鉱物、情報通信技術(ICT)、クリーンエネルギー、医薬品に加え、エネルギー安全保障では石油の戦略備蓄や海上輸送、人工知能(AI)では基盤整備から公共利益に資する応用について、連携・協力を進めています。
人的交流では、30年までにインド人材5万人を含む50万人規模の双方向交流を目指しており、州と都道府県の交流も拡大しています。
27年の印日国交樹立75周年では、「未来共創年 ともに拓く、新たな地平へ」として記念されます。今後も連携を深め、インド太平洋の平和、安定、繁栄と両国の国家目標の実現に貢献して参ります。
インドとともにつくる事業成長
TKE(TKE)/金属3D造形で高度インド人材活躍
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インド人エンジニアが設計・開発業務を担う
金属3Dプリンターを使った造形技術を強みとするTKE(愛知県弥富市)は、インドの理工系大学出身の人材が多数、エンジニアとして活躍している。IT系の知識を生かし、同プリンターの性能を引き出す設計・開発業務に携わる。
インド人材は2024年にNITTE大学(カルナータカ州マンガロール市)の卒業生3人を採用したのを皮切りに本格化した。現在37人が在籍し、今後も採用を継続する。将来的には海外勤務も視野に入れている。
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ホームページ
多様性を成長の源泉の一つに据える。入社後もさまざまな配慮を心がけており、同僚の日本人社員と観光に出かけて親睦を深めるなど、特にコミュニケーションを促す雰囲気づくりを大切にしている。
(https://www.takao-net.co.jp/tke/)
OG CORPORATION(オー・ジー)/インド6社体制で市場深耕
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OG CORPORATION INDIAが入居するビル外観
オー・ジーのインド現地法人OG CORPORATION INDIAは、モノづくりとトレーディング機能を活用し、インド市場に根差した事業を展開する。関係会社のMELOG SPECIALITY CHEMICALSなど多くの製造パートナーと協働し、高品質基準の機能化学品を安定供給している。また2025年にニチレキグループと合弁で設立したNICHIREKI OG INTERNATIONAL Private Limitedは、インド高速鉄道プロジェクトへの資材納入を開始。
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ホームページ
オー・ジーグループは現在インドに6社の関係会社を有し、長期経営計画のもとグローバルネットワーク強化を推進する。今後も投資や事業拡大を通じ、成長を続けるインドの発展に貢献していく。
(https://www.ogcorp.co.jp/)
GSI Creos(GSIクレオス)/化学品事業の世界戦略拠点
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GSI Creos Indiaのラールバハードゥル・サワント社長は豊富な経験でクライアントをサポート
2023年に設立したGSI Creos India(GSIインド社)は、ムンバイを拠点に、成長著しいインド市場で化学品事業を核に事業基盤の拡充に取り組んでいる。
近年、需要が高まる環境配慮型スペシャルティ化学原料や化粧品原料の輸入販売に加えて、新たにホビー関連商材のマーケティングも開始し、取り扱い領域を着実に広げている。またグループが持つグローバルネットワークを活用し、日本・インド間の取引にとどまらない、幅広いビジネス展開を推進している。
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ホームページ
今後もグローバルビジネスの戦略拠点として、現地ニーズに即した価値提供を通じて、さらなる市場開拓と持続的成長を目指していく。
(https://www.gsi.co.jp/)
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マルチスズキがハリヤナ州カルコダに新設した四輪車工場の開所式にモディ首相と高市総理が参加
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7月、インド初の民間ロケットが軌道投入に成功
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ラジャスタン州ランタンボール国立公園のトラ
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ヨガの聖地として知られるリシュケシュ(ウッタラーカンド州)
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インドの都市は四輪、二輪、オートリキシャなどがひしめき合い、巨大な自動車市場へと成長(写真はムンバイ)



