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INCHEM TOKYO2025(2025年9月)
化学装置、生産プロセス、エンジニアリングの総合展示会「INCHEM TOKYO2025」が17日から19日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟で開催される。オンライン展はすでにスタートしており、10月31日まで。主催は化学工学会と日本能率協会。入場は専用ウェブページでの事前登録が必要(登録・入場は無料)。1度の登録でリアル展・オンライン展に入場できる。東京ビッグサイトでの開場時間は10時から17時まで。
化学技術でサステナブルな社会目指す
化学産業 最新トレンド発信
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企業・人の交流の場となる会場(2023年)
化学製造装置を中心としたプロセス機器、プラント設備、エンジニアリング技術などが2年に一度、一堂に会する「INCHEM TOKYO」が開催される。
会場では①化学プロセス機械②資源・エネルギー転換/エンジニアリング③環境・水④回転機械・配管⑤計装・制御⑥保全・モニタリング・DX⑦安全・防爆⑧理化学機器⑨新聞・出版・専門誌⑩プラントの業務効率化システム/ツール特集⑪プラント設計支援ツール特集—の展示ゾーンを構築。各分野の専門性を高めた展示内容で、関連製品・技術を効率的に探索できる。
今年の統一テーマは「持続可能な未来への共創イノベーション:化学技術によるサステナブルな社会の実現を目指して」。化学工学分野が持続可能な社会の実現に貢献するため、最新の技術動向や情報を発信する。同展は化学に関わる企業・人が幅広く集まる展示会として、出展・来場者へマッチングの場を提供し、ビジネスの可能性を広げていく。
特別企画「INCHEMから未来を創る:GX・CE・DX技術を交えて共創する場」では、化学関連技術の最前線で活躍する企業や研究機関などが集結する。持続可能な社会の実現を目指す上での将来ビジョンやアイデアなどが「特設展示ゾーン」と「プレゼンテーションステージ」の二つの場所で発信される。三菱ケミカルや住友化学、IHI、東洋エンジニアリングなど、総合化学メーカー、重工業、エンジニアリングの主要企業が取り組みを紹介する。
ベンチャー企業や大学・研究機関が集まる「シン・インケム~ベンチャー&アカデミア~」では、展示ブースとディスカッションコーナーを設け、活発な議論と人的交流が行われる。
また、会場ではカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)、AI(人工知能)、バイオ、宇宙、水素など多彩なテーマで講演・セミナーが実施され、会期中は315社・団体、625小間出展し、1万5000人の来場を見込む。
