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1月30日開幕 HVAC&R JAPAN2024第43回冷凍・空調・暖房展(2024年1月)
「HVAC&R JAPAN2024(ヒーバック&アール ジャパン)第43回冷凍・空調・暖房展」が1月30日から2月2日までの4日間、東京・有明の東京ビッグサイト東展示棟1・2ホールで開催される。冷凍・空調・暖房に関する最新製品・システム・技術が集まる。主催は日本冷凍空調工業会。開場時間は10時から17時(最終日は16時)まで。入場は無料で、公式ホームページからの事前登録制。
脱炭素・省エネ化 最新の技術・機器一堂に
HVAC&R JAPANは国内唯一の冷凍・空調・暖房業界の専門展。地球温暖化の抑制が叫ばれる中、省エネルギーに貢献し、またカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ、CN)を促進するためにも、冷凍・空調・暖房機器の省エネ化、脱炭素化への技術革新は欠かせない。
冷房装置や冷凍冷蔵装置に使用されるフロン冷媒に替わる、温室効果の小さいアンモニアなどのグリーン冷媒や、低GWP(地球温暖化係数)冷媒などに注目が集まる。「HVAC&Rには未来の答えがある」をメインテーマに、限りある地球環境を持続可能なものとして未来へ引き継ぐ姿勢を、展示会を通じて国内外へとアピールする。
同展示会は隔年開催しており、今回は151社・団体がビジネス・技術交流を期待して集結する。前回は新型コロナの影響で海外からの出展企業はなかったが、今回は海外企業が26社となり、「国際イベントとして海外出展者・来場者へのホスピタリティーあふれる展示会にしたい」と主催者側は意気込む。
3回目を迎える「HVAC&Rアワード」は出展製品を中心に、審査員6人で受賞製品を選定する。①製品部門②ソリューション・サービス部門③パーツ・デバイス・工法・その他部門―に分かれ、部門ごとに製品が選ばれる。1月26日ごろに公式サイトで結果が公表され、展示会会期中の2月1日14時から表彰式が行われる。
学生プログラムも拡充する。学生向けプランとして、冷凍空調業界を学べるコースや、HVAC&Rアワード受賞製品を紹介するコース、国際ネットワーキングパーティープランを用意。業界動向や最先端技術を学生向けに披露する機会を設け、企業の採用活動・学生の就職活動に役立ててもらう狙いがある。