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未来モノづくり国際EXPO(2024年11月)
11月13日ー15日の3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で「未来モノづくり国際EXPO」が開幕する。大阪・関西万博と連携して開催される国際見本市で、オンライン展とのハイブリッド型で実施する。オンライン展は、11月6日から22日まで開催される。2回目となる今回は新価値創造展が同時開催される。主催は未来モノづくり国際EXPO実行委員会。開場時間は10時-17時(15日は16時まで)。入場料は1000円(入場登録者、招待状持参者、中学生以下は無料)。
万博と連携/講演・企画展示 多彩に
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大阪・関西万博と連携した展示会(前回の会場)
「未来モノづくり国際EXPO」は、2025年日本国際博覧会協会などの協力で開催する国際見本市。25年に開催を控えた大阪・関西万博を契機とした社会の発展のための基盤醸成とともに、産業の課題解決を後押しする製品・技術が集結する。日本の優れた産業を国内外に広く情報発信する。
2回目となる今回は216社・団体(540小間)が出展予定(前回187社・団体、368小間)で、約2万人の来場が見込まれている。
主催の未来モノづくり国際EXPO実行委員会は、モノづくり日本会議、大阪観光局、大阪府異業種連携協議会、大阪市産業経営協会、SKC企業振興連盟協議会(船場経済倶楽部)、大阪府経営合理化協会、大阪府経営支援ネットワーク、なにわあきんど塾同友会、日本ロボット工業会、ファインバブル産業会、セーフティグローバル推進機構、3S活動推進協会、SDGsソーシャルデザイン協会、日刊工業新聞社で構成される。
出展企業・団体は「モノづくり基盤技術」「ロボット・ロボット関連技術」「先端テクノロジー」「水・ファインバブル環境技術」「ファクトリー建設/減災」「Well-being Tech」の6分野で区分けされている。出展企業・団体が自動化や省力化、防災、環境対応など社会問題解決に貢献する先端の技術や製品、サービスを披露する。
最先端の技術・製品集結/課題解決後押し
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最新の製品・技術を求めて活発な商談が行われる(前回の会場)
会場では先端テクノロジーを体感できる企画展示が実施される。2号館では、次世代の太陽電池として注目を集めるペロブスカイト太陽電池の実物が展示される。モジュールを使用した動作デモを行うほか、施工モデルや発電・蓄電・配電サービスなども紹介する。
3号館では「モビリティ体験ゾーン」を設ける。立ち乗り型の電動モビリティー「SCOO XT」や、エベサーの電動4輪カート「ChatKart(チャットカート)」の試乗体験ができる。
会期中は講演やセミナーなども開催され、充実した内容になっている。初日の13日13時半からは「大阪・関西万博まであと5か月!万博の最新情報(フューチャーライフ万博「未来の都市」パビリオン)を発信」のテーマで、2025年日本国際博覧会協会の企画局企画部審議役の小田原秀訓氏が話す。
同日15時半からは、「産学連携による革新的ロボット開発と新たなる可能性」と題して、千葉工業大学の未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之所長による講演が実施される。
15日14時からは、「新たな価値がMiraiを切り拓く~日本的経営・モノづくりを再発見~」と題して、大阪産業局のオブザーバーで、Human Hub Japan代表取締役の吉川正晃氏をモデレーターとしてトークセッションを開催する。
さらに、出展企業・団体によるセミナーも多数実施する。13日、15日はファインバブル産業会による「未来モノづくり国際EXPO2024FBIAセミナー」をテーマに、ファインバブル産業会の理事長をはじめ関連企業の関係者らが講演を行う。14日10時半からは、日本AM協会による「いのち(健康・生活・社会)に輝きを与えるAM」のテーマで、2講演とパネルディスカッションが行われる。
同日13時からは、日本ロボットシステムインテグレータ協会による「ロボットSIerセミナー~ロボットSIerがつくる未来~」と題して業界関係者らによるセミナーを開催。ロボットシステムインテグレーターの最新事例やロボット導入のポイントなどを紹介する。
未来モノづくり国際EXPOは大阪・関西万博の開催に向け、毎年規模を拡大しながら開催している。25年には万博会場内でも連動イベント開催を予定している。
省力化投資でセミ・相談会
中小企業省力化投資補助金事務局が推進する「中小企業省力化投資補助金」は、人手不足解消に効果のある「省力化製品」を導入できる補助金。対象製品リスト(カタログ)に登録された省力化製品の中から、自社の課題に合わせて製品を選択できる。補助金申請は販売事業者が共同申請などのサポートを行うことで、簡単で即効性のある省力化投資が可能。
中小企業省力化投資補助金事務局ブースでは事前予約が要らない無料のミニセミナー(説明会)と個別相談会などを実施する。
人手不足に悩む中小企業はもちろん、省力化製品に関わるメーカー・工業会、販売店などの相談も受け付けている。
ウェルビーイングテックフォーラム開催/健康で幸福感ある社会へ
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講演・セミナーが多数開催(昨年のウェルビーイングテックフォーラム)
さらに、心身ともに満たされた状態を表す「Wellーbeing(ウェルビーイング」をキーワードに、人々が健康で幸福感とやりがいを持って活動できる社会実現に向けて発表や講演、ディスカッションなどさまざまなイベントを行う。
13日11時からは、「未来への贈り物 80億人の安全・健康・ウェルビーイング」のテーマで、25年の大阪・関西万博で開催する安全・健康・ウェルビーイングに関する国際イベントについてのプレス発表会が行われる。主催はGlobal Initiative for Safety, Health & Wellーbeing at EXPO2025 and Beyond(GISHW)。GISHWは世界保健機関(WHO)や、国際労働機関(ILO)などの国際的専門機関・団体や企業、専門家によるイニシアチブ連合で、「地球上に住む80億人すべての人びとの働く環境・生活の質を向上させる」という目標を掲げている。
14日ー15日は、「ウェルビーイングテックフォーラム」が開催される。ウェルビーイングテックインターナショナル企画推進委員会とセーフティグローバル推進機構が主催している。登壇者は世界のウェルビーイングをリードするキーパーソンが名を連ねる。
14日は10時10分からセーフティグローバル推進機構の藤田俊弘理事による基調講演や、大阪大学教授で、ATR石黒浩特別研究所の石黒浩客員所長の特別講演に加え、ディスカッションなどを行う。
同日12時50分からは、「人不足の時代に中小・中堅企業にも人とロボティクス・AIの共存環境の導入を」をテーマに、ディスカッションする。また産業分野における安全の維持向上と進歩・普及に貢献した個人、団体に対して表彰する「向殿安全賞表彰式」も実施が予定されている。
心身ともに健康に、幸福感とやりがいを持って働ける環境づくりのため、ウェルビーイングの啓蒙に取り組む有識者らの発言に注目が集まる。
「新価値創造展」同時開催
未来モノづくり国際EXPOの会期中は、「新価値創造展OSAKA(中小企業基盤整備機構主催)」がフェアinフェアの形で開催される。80社が出展し、独自の優れた技術や製品、サービスを発信する。新規事業につながるアイデアや製品、技術を求める企業の経営者やバイヤーにとって絶好の機会となりそうだ。
同展は、全国の中小企業の多種多様な製品、技術、サービスなどの強みを掛け合わせることで、産業、社会が抱える潜在課題の解決と、出展企業の市場開拓を目的としている。
会場では海外展開に関するセミナーを実施予定。また、英語版ガイドブックの配布や通訳の配置なども行う。大阪・関西万博を商機に海外展開を目指す中小企業を力強くサポートする。