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Factory Innovation Weekなど(2025年1月)
製造業が直面するさまざまな課題に対するソリューションを提案する展示会「Factory Innovation Week 2025」、第11回 「ウェアラブルEXPOーウェアラブル[開発]・[活用]展ー」、第4回「スマート物流EXPOー物流DX/ロボット/カーボンニュートラル展ー」が22日から24日までの3日間、東京ビッグサイトの東展示棟8ホールと南展示棟で開かれる。主催はRX Japan。開場時間は10時から17時まで。入場には事前登録(無料)が必要で、同展ホームページより入手できる。
脱炭素・デジタル・自動化ー焦点/Factory Innovation Week
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アズビルの展示では自律化システムを提案(第8回スマート工場EXPO)
「Factory Innovation Week2025」は「デジタル化」「自動化」「脱炭素化」を製造業の課題として掲げ、テーマ別の三つの展示会でその解決策を示す構成となっている。
デジタル化がテーマの第9回「スマート工場EXPO-IoT/AI/FAによる製造革新展-」では、IoTを活用した遠隔監視や予兆保全などの新技術が展示される。人手不足を背景に、生産現場での効率化や生産性向上のためのデジタル変革(DX)が喫緊の課題だ。会場ではその解決策となる人工知能(AI)を活用したさまざまなサービスや工場自動化(FA)のシステムなど、新技術が提案されている。
自動化がテーマの第9回「ロボデックスーロボット[開発]・[活用]展ー」では、工場や物流現場に特化したロボットやアシストスーツなどを展示。このほか、機器を制御する周辺機器などのハードウエアやソフトウエア、データ分析、ロボット部品など、自動化によって人的負担を軽減するためのさまざまな技術に出会える。最新のヒューマノイドロボットによるデモンストレーションとこれに関連した無料セミナーも予定されており、ロボットが活躍する近未来を感じられる。
第3回「製造業カーボンニュートラル展ーグリーンファクトリーEXPOー」は工場の脱炭素化がテーマ。工場全体のエネルギーを管理するFEMS(ファクトリー・エネルギー・マネジメント・システム)など省エネルギーにつながるシステムや設備、工場の排熱利用技術など、グリーン・トランスフォーメーション(GX)の実現に近づくための最新技術が一堂に会する。
物流DXの革新技術/スマート物流EXPO
物流業界では2024年にドライバーの時間外労働の上限規制が行われたことにより、人手不足による運送業務の効率の低下など、さまざまな問題に直面している。この解決策として、DXに期待が寄せられている。「第4回スマート物流EXPOー物流DX/ロボット/カーボンニュートラル展ー」では物流のDXや電気自動車(EV)トラック、自動倉庫などに関する最新技術などを展示。AIによる需要予測や配送管理のシステムなど、物流の変革につながる技術にも注目が集まる。さらに、脱炭素を目指すグリーン物流などについてのカンファレンスも開催されるなど、今後の物流業界に関する情報が集結する。
最新デバイスで安全作業を実現/ウェアラブルEXPO
近年、製造現場でのウエアラブル端末の活用が進み、効率的かつ安全な作業のための環境整備に役立っている。こうしたウエアラブル端末の最新技術が集結する第11回「ウェアラブルEXPO―ウェアラブル[開発]・[活用]展ー」では、最新の仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を用いた最新のウエアラブルデバイスなどの展示が見られる。