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次世代・共創を体験
デジタルの総合展 幕張メッセで600社超が出展
今年のCEATECは「次世代」をキーワードに据える。業界の枠を超えた共同展示「パートナーズパーク」では、大企業同士やスタートアップとの共創をテーマにした展示が見られる。同エリアには国内外の130超の企業・団体が出展する。
共通のプラットフォームやインフラを持った企業同士が、共創により生まれた事例を披露する。トークステージでは、各企業同士の具体的な共創事例に関する話が聞ける。
デジタル田園都市国家構想
政府はデジタル化を通じて地域活性化を目指す「デジタル田園都市国家構想」を進める。デジタル基盤を活用した遠隔の医療、教育、防災、リモートワークなどの取り組みを支援する。交付金も取りそろえ、高齢者でも気軽に利用できるように手助けする担当者を全国に配置する。これにより、地域が抱える人口減少や少子高齢化、過疎化、産業の衰退などの課題を解決し、地域の活性化を目指す。
会場では「パートナーズパーク」内に特設エリアが設けられ、地方自治体の課題解決ソリューションが先進事例として紹介される。また17日に国際会議場のコンベンションホールで、官民の取り組みに関するパネルディスカッションが行われる。
カンファレンス
幕張メッセ内の国際会議場で各種カンファンレスが4日間にわたり開催される。展示会場内でも各所にトークステージが設置され、出展者による講演も行われる。人工知能(AI)、サステナビリティー、デジタル変革(DX)、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)などのテーマで200本以上のカンファレンスを展開する。
CEATECエグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏は「昨今のCEATECでは、出展内容がモノ・デバイスからサービス・ソリューションに変わってきている。そのためステージ上での説明が重要になっている」と話す。ブースの展示と合わせて講演を聴くことで、より理解が深まりそうだ。
会場レポート 19日に配信!
日刊工業新聞社の記者による「今年のCEATEC会場レポート」を、19日、当サイトで配信予定です。展示会の見どころ、注目企業を記者の目で紹介します!来場の予習または復習にお役立てください!!