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第54回機械工業デザイン賞 IDEA
2024年7月31日贈賞式
「第54回機械工業デザイン賞IDEA」の贈賞式がきょう31日11時から東京・大手町の経団連会館で行われる。「機械工業デザイン賞」はわが国における工業製品のデザインの振興・発展を目的に、1970年、日刊工業新聞社が通商産業省(現経済産業省)の後援、日本商工会議所、各工業団体の協賛を得て創設。第50回を機に、名称を「機械工業デザイン賞IDEA」と改め、ロゴマークも一新した。審査委員会は関係省庁、大学、関係諸団体の権威者で構成。審査は製品の品質や経済性・市場性ばかりでなく、人間工学的な面からの安全性や環境、福祉への対応など、総合的に評価する。
第54回の応募対象は2023年1月1日から同年12月31日までに発売された新製品。応募製品は工作機械や電気・電子機械などだけでなく、医療機器、輸送機器、建設機械、ロボット、食品機械、福祉機器などへと広がりをみせている。
今回の応募は29社32件。第一次審査(書類審査)、第二次審査(現物審査)、専門審査委員会での意見交換を経て、総合審査委員会で受賞製品17件を決定した。アマダの「サーボベンディングマシン EGB‐1303ATCe」と、JUKIの「高速フレキシブルマウンタ LX‐8」が最優秀賞(経済産業大臣賞)に輝いた。
第54回 機械工業デザイン賞IDEA 受賞製品
■最優秀賞(経済産業大臣賞)
サーボベンディングマシン EGB‐1303ATCe
アマダ
■最優秀賞(経済産業大臣賞)
高速フレキシブルマウンタ LX‐8
JUKI
■日本力(にっぽんぶらんど)賞
高速デジタルラベル印刷機 AccurioLabel 400
コニカミノルタ
■日本力(にっぽんぶらんど)賞
デジタルプロファイル研削盤 SPG‐XV
和井田製作所
■日本商工会議所会頭賞
自動測長付 孔あけ切断複合機 CBF‐4020Ⅱ‐M
タケダ機械
■日本商工会議所会頭賞
ヒューム用集塵機 COSMO‐X
ユーザック
■日本産業機械工業会賞
超純水製造装置 ピューリックωⅡ
オルガノ
■日本工作機械工業会賞
ものづくり現場の人手不足を解決する移動式ロボット加工セル OMRシリーズ
オークマ
■日本電機工業会賞
トンネルオーブンエコベイク STO‐9009GV1
マスダック
■日本ロボット工業会賞
屋内配送用サービスロボットFORRO
川崎重工業
■日本デザイン振興会賞
CNC画像測定機 QUICK VISION Pro
ミツトヨ
■日本デザイン学会賞
CNC2スピンドル2スライド精密旋盤 XWG‐3
高松機械工業
■審査委員会特別賞
全旋回式クローラキャリアIC70R
加藤製作所
■審査委員会特別賞
双腕協働ロボットRIDRSシリーズ(H)
芝浦機械
■審査委員会特別賞
2主軸1タレットNC旋盤 2SI-8 Mk‐Ⅱ
シマダマシンツール
■審査委員会特別賞
ターンテーブル式 NCフライス盤 JK400Ⅲ
ニイガタマシンテクノ
■審査委員会特別賞
自動車内板塗装ブースの簡素化と省エネに貢献するドアオープナー MOTOMAN‐MPO10L
安川電機
(各賞とも社名五十音順)