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グラインディングテクノロジージャパン(2025年3月)
研削加工技術と切削工具製造技術に特化した展示会「グラインディングテクノロジージャパン(GTJ)2025」が5日から7日までの3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催される。今回から新たに「SiC,GaN加工技術展」を立ち上げ、同時開催する。主催は日本工業出版と産経新聞社。開場時間は10時から17時まで。入場は無料(事前登録制)。
研削加工・切削工具製造に特化
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加工現場のさまざまな研削課題の解決策を提案する
研削は仕上げ工程を担う加工技術で、高い精度と品質が求められる。そのため機械、工具、ソフトウエアなどの全てにおける高い性能と、作業者の高い技能が欠かせない。近年は生産性向上や作業者の非熟練化対応へのニーズも高く、加工対象物(ワーク)の自動供給、機上計測、自動研削などの自動化・省人化が進む。
グラインディングテクノロジージャパンは欧州で高い評価を得ているドイツの展示会「グラインドテック」をモデルに、研削加工技術と切削工具製造技術が一堂に会する展示会。2019年から隔年で開催し、今回が4回目となる。172社・団体・研究室、264小間が出展する。
グラインドテックを立ち上げた独の再研削業者の団体「FDPW」と長く交流のある「切削フォーラム21」が特別協賛団体として参加。また研削加工分野を主に研究する砥粒(とりゅう)加工学会が特別協力団体となっている。
初開催SiC,GaN加工技術展
また今回、「SiC,GaN加工技術展」を新設し、同時開催する。近年、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)社会実現に向け、パワー半導体のさらなる高性能化・高効率化が期待されている。次世代パワー半導体は基板材料をシリコン(Si)から炭化ケイ素(SiC)と窒化ガリウム(GaN)に変えることで高性能化・高効率化を図る。
これらの材料は非常に硬く、加工コストの高さが課題。SiC,GaN加工技術展には、こうした課題解決をサポートする53社・団体・研究室、56小間が参加する。砥粒加工学会が特別協力する。
両展が同会場で催され、各種研削盤をはじめ、ダイヤモンド・立方晶窒化ホウ素(cBN)ホイールなどの研削砥石、ツルーイング装置、計測機器など最新の研削加工に関するさまざまな製品・技術が集結する。加工現場における課題解決につながる実演や講演などさまざまなプログラムも用意されている。
多彩なセミナー、実演・技術相談
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砥粒加工学会のATF2025も併催する
国際会議場201号室では5日10時半から「これからの工具づくりと工具研削盤を考える~DX化、自動化への対応」と題したGTJパネルディスカッションが行われる。6日10時半からはSiC,GaNパネルディスカッション「パワー半導体用大口径SiCウエハの加工技術ー8インチ量産プロセスのゆくえー」が開かれる。
会場内では6日に砥粒加工学会主催で、産業界と学術界をつなぐイベントとして毎年開催される「先進テクノフェア(ATF2025)」がある。「ものづくりの30年の変遷と30年後の未来」をテーマにした講演会(有料)や卒業研究発表会が催される。賛助会員によるパネル展示は会場内で会期中設置される。
また来場者の疑問・質問に答える「研削コンシェルジュコーナー」が設けられる。大学教授や現場を知り尽くしたコンサルタント5人が中立的な立場で技術相談に応じる。特定のメーカーには相談しにくい案件やアカデミックな視点からのアドバイスが欲しい場合など相談できる。
講演・セミナー、研削コンシェルジュは事前登録制。詳細はホームページ(https://gtj‐expo.jp/)へ。