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測定計測展
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多くの来場者が訪れた2021年の測定計測展(主催者提供)
「測定計測展2023」は計測全般に関する総合展。主催は日本光学測定機工業会と日本精密測定機器工業会。隔年開催され、今回は約60社・団体が出展する。自動車・ロボット・航空機関連などに用いられる光学・精密測定のほか、幅広い計測業界の最新製品・技術が集まる。研究・開発部門、品質管理部門、生産技術部門の担当者が多く来場する。
会場内では専門技術者による技術相談コーナーが開設される。成形加工技術の高度化に伴い、加工物も複雑になり、測定機器も多様化している。こうしたことから、3次元測定機、光学測定機、ダイヤル・デジタルゲージ、ノギス、マイクロメーターなどに関する相談を受け付ける。
13日10時半からは経済産業省製造産業局産業機械課の大森洋平課長補佐が、「製造業を巡る現状と課題」をテーマに基調講演を行う。15日には産業技術総合研究所の企画協力による「EV時代の自動車計測技術―活用される最新技術とトレンド」と題した特別セミナーが開催される。いずれも事前登録制、聴講無料。
また来場者には「光学・精密測定機器ガイド」が無料配布される。
TEST2023(総合試験機器展)
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TESTは試験機のユーザーが多く訪れる(TEST2021=主催者提供)
「総合試験機器展(TEST2023)」は材料・環境試験、計測、評価に関する総合展。主催は日本試験機工業会で、2年に1度開催される。試験機メーカーをはじめ約60社・団体が出展する。
試験機は材料・製品の品質管理、品質保証に欠かせない。同展では製品性能を保証するための試験・計測機器が集まる。硬さ・疲れ・衝撃試験機、粘性・流動特性試験機、試験片、動力・釣り合い試験機、温度・湿度・圧力試験装置、振動試験機のほか、計測・評価、校正に関する展示が見られる。
試験機ユーザー向けのセミナーも開催される。「基礎セミナー」ではビギナーを対象に、試験の基礎や試験機の使い方に関する10分野のセッションを3日間にわたって開催する。
「応用セミナー」では製品の軽量化・強度とその試験に関する2つのセッションが行われる。13日の13時40分から芝浦工業大学工学部材料工学科の芹澤愛教授が「水蒸気のみでアルミニウム合金に作製した多機能性皮膜の評価」をテーマに、同日15時20分から大阪大学の平田好則名誉教授が「自動車車体のマルチマテリアル化と異種材料接合」をテーマに講演する。いずれも事前予約制で、聴講は無料。
そのほか3展
「センサエキスポジャパン2023」は産経新聞社が主催する、センシングに関する展示会。センサー・コントロールとその応用技術・機器・システム・ネットワークに関する展示が見られる。各種センサー、IoTデバイス、MEMS技術、画像機器、産業用カメラ、ソフトウエア、そのほか関連製品・情報が紹介される。
「自動認識総合展」は自動認識技術・ソリューションの専門展。主催は日本自動認識システム協会。自動認識技術が求められる「省力・効率」の分野、人が安心して生活できる「安全・安心」の分野、物流・製造現場の「見える化」の分野に訴求する。具体的にはバーコード、2次元シンボル、無線識別(RFID)、画像認識、生体認証などの先端自動認識技術、これらの技術を⽣かしたソリューションや応用システムを展示する。
「特許・情報フェア&コンファレンス」は知的財産の総合展。主催は発明推進協会、日本特許情報機構、産経新聞社。特許・実用新案、意匠、商標に関する「モノ」「人」「情報」が集まる。