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北九州市で初開催 生産技術・サービス一堂に
食品工場の自動化に焦点
西日本食品産業創造展’23は今回で33回目を迎えた。食に関する安全・安心に応える優れた商品やサービス、食品工場の自動化や省力化といった生産技術を一堂に展示・紹介する。
今回はモノづくり企業が多く集積する北九州市で初めて開催する。モノづくりの独自技術が光る北九州市で、新たな食の未来を拓(ひら)く。業界間の新たな協業や新商品、新技術、新サービスによる戦略的な販路拡大、新価値創造への挑戦など、新たな食ビジネスの拡大、再構築に向けた動きもフォーカスする。
同展示会は、これからも力強く九州から域外へ、つながりをひろがりに変えるため「新たな食の未来」の出会いを創り、発信していく。
今回の見どころはロボットなどの自動化、省力化機器の導入で変化が著しい「食品工場の自動化・省力化ブロック」や「食肉・水産・農産加工機器ブロック」。衛生・品質管理に新たなソリューションを提案する「衛生・品質管理・HACCP対策ブロック」、来場者の人気が高い最新の食品機械がそろう「外食・中食(弁当・惣菜)・給食産業ブロック」も注目だ。
「食の問題点を解決する、学べる展示会」として、毎年多彩なセミナーも開く。今回は約35本を開催。自動化・省力化関連のテーマでは人工知能(AI)を用いる「AI外観検査の最前線!食品検査自動化の最新事例」「デジタル化による生産性向上で新たな食の未来を拓く」をそれぞれ実施する。
特別イベントは福岡県洋菓子協会が洋菓子職人の匠の技を競う「洋菓子実技コンテスト福岡大会」を行うなど、関係各団体のイベントも見逃せない。
今年16回目となる夏のプロモーション企画「サマーバレンタインフェスタ」では、商品見本を多数展示する。