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「未来の船が、ここにある」をテーマに約350社・団体が出展
環境対策・DXに焦点
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一般公開日には多くの参加者が訪れる
バリシップは2年に一度開催される西日本最大の国際海事展。2021年の開催は新型コロナウイルス感染症の拡大で中止となり、4年ぶりの開催で7回目を迎える。約350社・団体が出展し、来場者数は8000人超(一般来場者を除く)を見込む。展示面積は過去最大の3502平方メートル。
今回のテーマは「未来の船が、ここにある」。国際海運のゼロエミッションに向けたロードマップが策定され、業界では28年までに環境保護のゼロエミッション船の商業運行を目指した取り組みが展開している。
また、海難事故の減少や貿易ニーズの増加、労働環境の改善、労働力不足など海事産業が抱えるさまざまな問題への対応としてデジタル技術を活用したデジタル変革(DX)の推進も欠かせない。
会期中は船舶見学企画として、内航ミライ研究会コンセプトシップ「SIMーSHIP 1」を今治港で展示する。船体建造・船体設計・機器搭載は山中造船(愛媛県今治市)。
同船は電動・デジタル機器の搭載で、二酸化炭素(CO2)削減と労働環境の改善・安全性の向上を目指した次世代499総トンの貨物船。既存船への適用技術を目指したコンテナ型バッテリーを初搭載することで、将来のゼロエミッション船の形を示しビジネスパーソンの見学も狙った挑戦的な企画となっている。
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インフォーママーケッツジャパン クリストファー・イブ社長
主催のクリストファー・イブ社長は「海事産業がカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)対応のためフレキシビリティーな対応をアピールしている」と業界の動きについて述べた。
最終日の27日は広く一般向けの公開日。造船所・舶用機器メーカーを見学できる工場見学会や、東海大学海洋学部の水中ロボット操縦体験の展示やワークショップなど多数の特別イベントが開催される。一般来場者が海事産業に触れる場として地場産業の活性化や次世代の人材育成を目指し、今治の地から海事産業の魅力を発信していく。
